大和・クリスティーナ・和子
やまとくりすてぃーなわこ
人物
日本人とフランス人のハーフで、母国はフランス。仕事着は大抵黒のレディーススーツ。
イーグルジャンプの出資会社である芳文堂のプロデューサー。ゆん曰く「チームで一番偉い人」。ゲーム作りに対する姿勢はしずく以上に厳しい。
しずくとはかつてしずくが芳文堂に在籍していた頃からプライベートな付き合いを続けており、ミドルネームで呼ばれる仲。
当初はヒール役として登場。青葉が実質的なメインキャラクターデザイナーを努めたゲーム『PECO』のキービジュアルを、商業的な理由からコウにやらせるよう指示。抗議するコウの意見もドライに跳ね除ける。
ただし、クリスティーナ自身は内心でこの決定を理不尽に感じており、自分の力では自社の上層部を動かせなかった不甲斐なさを酒の席でしずくに打ち明けている。
その後、しずくの飼い猫であるもずくの力も借り、主要登場人物らと和解。準レギュラーとして度々登場するようになる。
はじめが持ち込んだドッジボールゲーム(後の『デストラクションドッジボール(DDB)』)の企画に対しては、当初しずくが作った作品の方が確実に利益を出せると難色を示す。
しかししずくに促され、ゲームの試作品を遊び楽しさを感じる。そしてりんの説得もあり、「感情論で企画を通す気はない」と釘を刺しつつも企画に出資することを了承する。
トラブルが起きつつも『DDB』は2か月遅れで無事に発売。近い時期に発売されたライバルゲームの売り上げに遠く及ばなかったと嘆くはじめに、「利益率では負けていない」「私は篠田さんのゲームをまた見たいと思っています」と励ましの言葉を贈る。
フランス在住の家族がいるが、判明しているのは2人の妹…大和・カトリーヌ・十和と大和・ソフィー・和音。
カトリーヌはフランスのゲーム会社・ブルーローズのディレクターやプロデューサーを務め、数々のヒット作を生み出している。クリスティーナはそんなカトリーヌにコンプレックスを感じているが…。
『フェアリーズストーリー4(FS4)』編においては、すでに開発が進行した段階で突如自社の上層部が出資の取りやめを言い渡す問題が発生。
自社の不義理に憤ったクリスティーナは、『FS4』の開発中止を回避すべく、自社の意向に逆らいりんと共に代わりの出資会社を探して奔走する。
最終的には自分のプライドをかなぐり捨て、カトリーヌに頭を下げてブルーローズからの出資に漕ぎつける。
しかし芳文堂が関わらない場合、『FS4』のタイトルが使えなくなってしまう問題が依然残っていた。
さらにカトリーヌが青葉をキービジュアルから降板させ、ほたるを起用するよう要求してくる。それを聴いたクリスティーナは狼狽しながらも、カトリーヌにある約束を取り付ける。