ワラズマ
わらずま
ワラズマはネット上に存在する怖い話。
概要
主人公は4歳の頃に親戚の家に泊まった際に女性の指の姿をした異形と出会う。幼い主人公は異形を“お指様”(又はフィンガー様)と呼んで面白がる。主人公は母親達にお指様を見せようとするが、お指様は住んでいる部屋から出ようとせず、仕舞いには主人公の頬を引っ搔いてしまう。
その後、主人公は成長するに連れて親戚の家に行かなくなり、お指様の事も思い出さなくなる。大学生になった主人公はサークル仲間のA子に一目惚れするも彼女から嫌われて避けられる。サークルの旅行で行った場所で上半身のみの女性の悪霊に遭遇した際、A子は主人公を悪霊の前に押し出す。主人公を前にした悪霊は何処かに消えてしまう。
登場人物
主人公
語り部である男性。霊感も無くどこにでもいる冴えない人物。“お指様”に護られているが、コイツは襲わないという意味合いであり、特に幸運とかがあるわけではない(多分、交通事故とかではあっさりと死ぬと思われる)。