分岐
- 1.実在の人名。
- 2. クール教信者によるマンガ・アニメ『小林さんちのメイドラゴン』の登場キャラクター。本項で解説。
概要
トールの父親に当たる牡のドラゴン。混沌勢の代表格であり、他のドラゴンからは終焉帝と呼ばれ畏怖される存在。
容姿
他のドラゴンと同様、人間を模した姿に変身できる。人間としての姿は立派な髭を蓄えた白髪の老人で、襟を立てた茶色のマントで全身を包んでいる。
本来のドラゴンとしての姿はトールと似ているが、ウロコの色は茶色掛かった黄土色であり、翼の色は茶色(人間態のマントと同じ色)、角は左右に三対あり、鼻先の両側面から中国の竜のような髭が伸びている、等の差異がある。
人物像
基本的には思慮深く厳格。ドラゴンと人間は相容れない存在であると考えている。
実娘のトールをはじめとするドラゴンが次々と人間界に出没し住み着いていることに懐疑的で、いずれ侵略を試みようとするドラゴン達が現れるのではないかと危惧している。ただし、人間に対しても中立な立場をとり、むやみに命を奪うことはしない。
テレビアニメでは第1期第7話においてトールの回想シーンに声のみで初登場。「人間は害悪だ。皆殺しにしろ。」と発言しており、トールも小林さんを父に会わせると、小林さんが殺されてしまうと懸念している。第1期第13話でトールを連れ戻すべく人間界に現れ、娘と壮大な親子ゲンカをくり広げる。
しかし、原作では娘の行く末を案じる不器用な父親という役回りであり、後日、意外な形で小林さんと接点を持つことになる。