この内容はpixivに紹介されている情報のみの記事であり、獅子氏の意図やSPでの内容は提示されていません。ご了承ください。
概要
作品説明
作品の形式については、基本的にはまず最初にカップルの一枚絵が4枚(カップル4組分)あり、その後にそのキャラクターたちを4コマ形式で紹介したり絡ませたりしている。なお、登場キャラは学生が多いため、高校生ならではの下ネタトークや純情っぷりも満載である。基本は獅子による趣向で動いているが、ケモナーのみならず大きな反響を受けていることがランキングでわかる。
pixivでの活動
2011年4月17日に■Kemo Kare■が投稿される。
このイラストは、4月17日付総合デイリーランキング95位、漫画デイリーランキング21位という偉業を成し遂げる。
2011年12月24日00:00現在、vol.Ⅰ〜Ⅳまでが投稿されている。
作品のキャプションには、毎回作者のリア獣に対する想いがぶちまけられている。
その他での活動
C80 3日目 あ 57a サークル「犬のしっポ」より、■Kemo Kare■ vol.SPがゲストを5人揃えて販売された。
ナンバリング一覧
vol.Ⅰ
vol.Ⅱ
vol.Ⅲ
vol.Ⅳ
vol.SP(告知イラストのみ)
キャラ紹介
男性側は名前にその種族に関連する単語などが含まれており、女子側は名前に春夏秋冬という漢字またはそれに倣う単語が含まれている。他にも、共通点を思わせる単語がちらほら見える。
vol.Ⅰから登場
北 極(きた きわみ)×北野 春(きたの はる)
北極熊獣人と女子高生。
幼馴染みらしく、春は極のことを親しく「キワちゃん」と呼んでいる。
昔、春が極に好きな人がいるかと訊いたことがあるが、極はそれに対して赤くなりながら「居たとしてもお前じゃない」と口走ってしまい、今では春に(実際には好きなのだが)恋愛対象として見てもらってはいない。それに対して極は「昔の自分を殴り飛ばしたい」と語っている。
極は見た目が荒っぽいが、春に対して気遣いできる優しい性格を持つ。よく頬白と連んでいる。立ち絵で煙草を吸っているが、学校内での話が多いからか本編ではその姿は殆ど見られていない。
余談だが、vol.Ⅰでは春は極のことを「キワ君」と呼んでいるが、vol.Ⅲでは「キワちゃん」と呼んでいる。
蛇目 印(じゃのめ しるし)×東間 夏海(あずま なつみ)
コブラ獣人と女子高生。
夏海は、いわゆるお嬢様学校に通っており本来印とは殆ど見合う機会のない関係なのだが、街中で見つけた印に一目惚れしていた夏海の方から告白し、以来付き合っている。
ちなみに、夏海は成績や運動神経、性格や家柄が良いパーフェクト超人である。そのため、印と付き合い始めて以来その噂は瞬く間に広がり、学校全体の女子が希少系個体を好むようになったとか。小春、千秋が爬虫類系獣人と、エリカが虫人と付き合っているのはそのせい。
印が学生という描写はないが、小森と親友であることからもしかしたら学生かもしれない。常に半裸。冬でも半裸という見るからに寒々しい格好を見せる。でもマフラーは巻く。
鱶屋 頬白(ふかや ほほしろ)×小西 亜紀(こにし あき)
頬白鮫獣人と女子高生。
恋人というより幼馴染みらしく、よく一緒にいる。
亜紀はよく頬白に抱きつきたがる。が、昔プールで亜紀が頬白に抱きついた時、頬白の鮫肌で亜紀が血まみれになったことがトラウマとなっており、それ以来亜紀が突進してきたら頬白がストップをかける。
亜紀は言動が子供っぽく、天然なところがあるが、菜月に相談され恋路を手伝ったりしている。生傷の耐えない子。
神居 大(かむい だい)×南原 冬美(なんばら ふゆみ)
狼獣人と女子高生。
幼馴染み。
大は何かにつけたり冬美に声をかけられたりすると「結婚しろ」と婚約を迫る。しかしいつも冬美に一刀両断されるが、気にせずに「そうか」と言って何事もなかったかのように済ませる。
このやり取りは二人が幼い頃からずっと続いているらしい。
大はよく冬美の家で勉強をしており、これを大は「冬美部」と称している。
vol.Ⅱから登場
岩国 大将(いわくに たいしょう)×風城 小春(かざしろ こはる)
白蛇獣人と女子高生。
出会った経緯は未明。
大将は神社の神主か何からしく、小春はその神社へよく顔を出している。知り合いにハブ獣人と女性のカップルがいるらしいが、現段階での詳細は未明。
小春は学校が終わったあとによく神社へと足を運び、大将の手伝いをしている。夏海に感化された人間の一人。
実は二人ともvol.Ⅰでチョイ役として出ているが、本登場はvol.Ⅱから。
入江 浩(いりえ ひろ)×火野 千秋(ひの ちあき)
入江鰐獣人と女子高生。
浩は社会人であり、千秋は浩が仕事帰りに寄るコンビニのバイト店員。
浩はコンビニで千秋とよく顔を合わせ、毎度腹を空かせながらおにぎりとTCG(トレーディングカードゲーム)を買っていたため、千秋に覚えられた。
ある日、浩がお金が足りずTCGを残しておにぎりだけを戻そうとしたところで千秋に「生き残る気あんのか」と怒られたのがファーストコンタクト。再来店時に、浩の食生活を気遣った千秋が支払い時にカウンターに弁当を置いて渡したことがきっかけで浩が惚れる。
千秋は小春同様、夏海に感化された人間の一人。夏海の印への告白を「電撃告白」と呼んでいる。余り表情を変えない。
実は二人ともvol.Ⅰでチョイ役として出ているが、本登場はvol.Ⅱから。
花王 獅子(かおう レオ)×小林 菜月(こばやし なつき)
獅子獣人と女子高生。
同じ学校に通っている。
獅子が声をかけると大声を上げて逃げる菜月だが、その真意は菜月が「格好よすぎて近づけない」とのこと。あまりにも大声を出すため、何人かには獅子が好きなんだなと悟られている模様。
獅子は頬白から「菜月と亜紀が放課後に何かしている」ということを聞き駆け寄ってみると、菜月が亜紀に獅子のことで相談している最中であり、その時の菜月の「獅子君が好きだ」と言ったのが始まり。でも正式に付き合うことになるのは当分先と思われる。
菜月はいつも赤面して泣いている。獅子が関係している時だけかもしれないが、現在赤面して泣いているところしかお目にかかったことがない。関西弁を喋る。
斑目 黒(まだらめ くろ)×山中 冬子(やまなか とうこ)
黒豹獣人と女子高生。
素行の悪い黒に、何かと面倒を起こす前にと、よく冬子が海外出張に行っている黒の両親の代わりに監視役となっている。二人の間には一見恋愛対象だと思わせるような素振りはないが、今後その描写が出てくることを期待する。
冬子は「自慰行為」だの「夢精」だの、性教育などを淡々と口走るため、黒はそれに対しよく赤面して注意する。でもなかなか聞く耳持ってくれない。
監視役としてなのか、黒が脱走しないように手錠をつけている。いかなる時も。風呂も。就寝も。
黒は、冬子のスタイルが良く艶のある黒髪という身体が好みらしい。
vol.Ⅲより登場。
樫宮 琴(かしみや ごと)×春日部 花梨(かすかべ かりん)
カシミア山羊獣人と女子高生。
同じ学校に通っている。
出会った経緯は未明。
琴はよく紙を食べているが、花梨の反応を見ると日常茶飯事らしい。普段は頭の方で体毛を括っているのだが、解くと前髪で目が隠れる。薫曰く「ロールキャベツ系男子」。だが詳細は未明。
縞郷 大河(しまさと たいが)×柊 鏡子(ひいらぎ きょうこ)
白虎獣人と女子高生。
同じ学校に通っている。
最初は別に何もなく、鏡子が一方的に大河を好きだったらしいが、鏡子が大河に「マタタビコロン」と呼ぶ香水を使って近付いたことがあり、気づけば大河は鏡子の家のベッドで裸のまま朝を迎えた。
大河はそれまでの経緯の記憶は覚えていない模様だが、何があったかはお察しください。
そのことがあって以来、大河は責任を感じたのか鏡子と付き合うことになる。後に、獅子が二人と遭遇した時に獅子が「鏡子が例の大河の彼女か」と聞いたところ、大河は否定し、顔を赤らめながら自分を鏡子のペットだと口走る。獅子はその後のことは怖くて聞けなかった。
大河は赤縁ハーフフレームの眼鏡をかけているが、どうやってあの位置を保っているのかという疑問については幻想補正でイイと思う。甲とエリカの一件で、鏡子のコロンは雄にとって理性崩壊兵器だと身に沁みた。
鏡子にはエリカという妹がいる。
烏間 琳太郎(からすま りんたろう)×秋吉 美月(あきよし みつき)
烏獣人と女子高生。
幼馴染みで、幼い頃に事故に巻き込まれそうになった美月を琳太郎が庇い右腕(右翼?)を失くし、声帯を潰す。以来、幼くも美月は琳太郎と添い遂げる覚悟を決めた。琳太郎の親は仕事柄家を開けることが多く、美月が手伝いにくる日が殆どで半同棲状態となっている。最近、美月が冬子の差し金(恐らく悪気は無い)で琳太郎の貞操を危うくしかけている。互いを「みっちゃん」「琳ちゃん」と呼ぶ程仲良し。
琳太郎は初登場時には仏頂面をしたり赤面するだけが多かったが、+Gun Mofu+とのコラボから困ったり泣いたり笑ったりとよく表情を変えるようになった。
美月は喋れない琳太郎の言葉を一言一句寸分の狂いもなく復唱する。それを黒に「幼馴染みパワー」と言われたり、番外編では口話法のエキスパートで軍の暗部か何かだと思われる始末。至って普通の女子高生です。
作者は一番気に入っているカップルだと言うが、声の出ない琳太郎にカンペ渡して喋らせたり、風邪を引いた美月に何もできずうろたえて泣かせるなど、愛故にか琳太郎に意地悪し過ぎ。
有馬 純(ありま じゅん)×夏目 水城(なつめ みずき)
馬獣人と女子高生。
純は水城に惚れており、綺麗なポニーテールに見惚れている。度々声をかけようとするが、馬故にか思わず水城のポニーテールにグルーミング(髪の毛を甘噛みする)してしまう。数秒で我に返り、逃げるという行動の繰り返し。その行動から水城は純の好意に気付いているが、普通に告白してくれるのを待っている。
最近は純が頑張って話しかけてきているが、水城がその返答に+αを付け加えでもしようものなら卒倒してしまう純情な(色んな意味で)草食男子。
vol.Ⅳより登場
白井 福士郎(しろい ふくしろう)×山吹 菫(やまぶき すみれ)
白梟獣人と女子高生。
出会った経緯は未明。
福士郎は静かにしていれば可愛いものの、口を開くと毒舌家である。そしてそれ以上に正直者。夜行性で朝の寝起きは機嫌が悪い。菫のことは「嫌いではない」が、好きとも言っていない。
菫は福士郎の毒舌を度々浴びるが、逆手にとってよくからかっている。
ヘラクレス・D・甲(ヘラクレス・ダイナス・かぶと)×柊 エリカ(ひいらぎ エリカ)
ヘラクレスオオカブト虫人と女子高生。
新任先の学校が夏海たちの通う希少系個体を好む女子高で、エリカに転勤初日にキスをされるという襲撃を受けた。
エリカが鏡子の特別な香水を使って気を引こうとしたが、気を引くどころか理性を崩壊させ、窓から飛び降ろさせたことがある。
甲は、普段は第二腕(6本あるうちの真ん中にある2本の腕)を隠している。というのも、とある学校に転勤したてで虫への耐性がない女子3人を不登校にさせてしまったからである。立ち絵では隠している腕があるのがわかる。
首回りと角の付け根、手足首が毛で覆われている。指は腕一本に3本。羽根は常に服の外側に出している。本作唯一の虫人。
エリカは鏡子の妹。喋らない。夏海に感化された人間の一人。
長須 北白(ながす きたしろ)×浅見 向日葵(あざみ ひまわり)
白長須鯨獣人と女子高生。
向日葵は男子よりも人一倍背が高い。当時は浅見巨大神話という噂が立っていたが、向日葵よりも群を抜いて背が高い巨体を持つ北白が転校してきて神話を打ち破るどころか、向日葵と付き合うこととなった。このため、学校一背の高いカップルとして、付いたカップル名が「白い巨塔」。
一見大人しそうに見えるカップルだが、北白は開口すれば大抵下ネタを吐き、一緒にAVを見ていたりとなかなか侮れない。
北白は、種族故か水中プレイが好み。亜紀からは「デカ白ちゃん」と呼ばれる。よく頬白と連んでおり、仲良しと言われるが、
頬白は「北白が勝手に寄ってくるだけ」と語っている。放課後には(北白が一方的に)猥談をしたりする。下ネタを発する時、潮を噴く。
柴 小豆(しば あずき)×楓 紅葉(かえで もみじ)
柴犬獣人と女子高生。
出会った経緯は未明。
小豆は学校一背が小さいことがコンプレックス。硬派な性格で学校ではあまり口を利かない。中学校で男子にからかわれ過ぎたことが原因らしく、めっきり笑顔すらもあまり見せなくなった。しかし、紅葉が寂しい顔をしていたりすると、気持ちを酌んで気を遣うこともある。
キャラの設定
特徴
獣人側は、動物を二足歩行させ服を着せたような姿のもの(極、印など)もいるが、もう少しより人間に近い体をしたもの(黒、小豆など)もいる。また、変温動物の特徴を持っているものもいれば、そのような特徴を無視しているものもいる。裸足のものもいれば靴を履くものもいる。翼と腕が別々のものもいる。これより、様々な種類の獣人がいる。
人間関係
学校が同じであるキャラもいるが、制服のデザインに違いがある。詳細は未明。
グループ
「アレが2つ」というグループ分けをしたことがあり、鮫や蛇獣人である頬白・印・大将が該当する。
vol.別ランキング
pixivのアンケート機能を使い、どのカップルが良かったかという質問で4組のカップルどれかを選ぶという形式をとっている。アンケート結果は次作の最後に発表されており、1位の男性には称号が送られる。
vol.Ⅰでのアンケート結果
vol.Ⅰ内でのカップルアンケートでは頬白×亜紀ペアと一票差で1位に輝き、初期メンバー内で一番愛嬌があるにも関わらず二人の関係ゆえに他の男性陣が不憫だとぼやいた。大には他男性陣三人から「ベスト オブ 不憫」の称号を付けられることとなった。
vol.Ⅱでのアンケート結果
vol.Ⅱ内でのカップルアンケートでは、2位と150票差をつけた堂々の1位。年上にも関わらず浩のやんちゃで非常識な行動より、他男性陣から「エターナル・オブ・ザ・絶対なりたくない大人」の称号を頂いた。
vol.Ⅲでのアンケート結果
Vol.Ⅱ内でのカップルアンケートでは、浩×千秋ペアと比べると目じゃない程に2位と差を付け1位に輝く。2人の関係から、他男性陣から「幸せにならないと許さない」と言われ、「パーフェクト・オブ・幸せになってくれ系男子」の称号を受け取る。
コラボについて
コラボした+Gun mofu+
過去に+Gun_mofu+とコラボ。
獅子側では■Kemo Kare■が現在次元、+Gun mofu+が過去次元という形で、■Kemo Kare■キャラが+Gun mofu+キャラの子孫という設定で■Kemo Kare■の様に4コマ形式で描かれている。
- Gun mofu+の原作者であるKUBI側では、漫画ではなくイラストとなっている。
備考
タグにはアンダーバーが入っているが、スペースをつけるとタグが分離されてしまうためにスペースの代わりに付けられているだけで、正式名称は「■Kemo Kare■」である。
vol.Ⅰについて、次作がある兆候を見せるも、何故かタイトルにvol.Ⅰという表記はない。また、作品表紙タイトルにはスペースがなく、「■KemoKare■」と表記。作者もTwitterなどでよく「KemoKare」と表記している。