ノクナレア(Fate)
のくなれあ
概要
Fate/GrandOrderの2部6章『妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ』に登場する妖精。
6つの氏族のうち「王の氏族」の長で、北部に位置するエディンバラの領主。
前半で行われたキャメロットにおける氏族長会議で初めて存在が示唆されていたが、この時は欠席でシルエットのみだった為、容姿などは分からないままであった。
会議で言及された内容によれば、ノクナレアはブリテンの支配権は自分にあると主張し女王の座を狙っているらしく、『春と夏の戦争』を起こすなど、他の氏族長からは対処事項の一つとして挙げられていた。
以下アヴァロン・ル・フェ後半のネタバレ注意!
後半戦序盤、主人公達がキャメロットに招待されやってきたのと時を同じくして、北の平原からノクナレアの軍が進軍しているのが確認された。
主人公もこれを確認する為にダ・ヴィンチちゃんから望遠鏡を借り、視認を試みる。その時視認された仮面の兵士や巨人の大軍の中に、その姿はあった。
しかし、その姿はどう見ても………
コノートの女王、メイヴそのものであった。
人物像
かつての王の氏族長マヴの生まれ変わりで、数年前正式にその座を継いだ若き女王。実年齢もキャストリアと大差はないらしい。
基本的に人間を嫌っており、女王として「妖精による、妖精だけの絶対的な支配圏」を主張している。
容姿がメイヴに瓜二つな彼女だが、こちらも同様に自分に絶対的な自信を持っており、5年前のプリンセスコンテストでも本当の美しさは外野が決めることではないと不満を漏らしていた。
同時にメイヴの持つ克己心も受け継いでおり、本来殆どの妖精も持たない自省・仁義・誇りの価値観が強く、傲慢でありながら王者としての器も確かに持ち合わせている。
なおこちらは最上位の力を持った妖精族のためか、身体から常に大量のハートが散っている。
これは本人曰く「内に抑えきれない魔力がこぼれ出している」とのことで、自身はハートという単語の意味を知らない模様。
主人公のことを一目で気に入り、その後何かと贔屓にしている。
関連人物
5年前にプリンセスコンテストで予選落ちしたことで落ち込んでいるところを発見し、その素質を見出して気に入り距離を縮めていった、いずれ敵対する運命を持った予言の子(ライバル)。いわゆる喧嘩するほど仲がいい仲。彼女にとっての初めての友人となるが、女王様ムーヴするノクナレアに対して、田舎娘としてコンプレックスを抱くアルトリアでは表面上の相性が悪く、アルトリアからはノクナレアほど良く思われていない。
汎人類史にて名を馳せた自分のそっくりさん。在り方もとてもよく似ており、主人公から彼女の行く末を聞かされた際は人間に殺されるのはアリかもしれないと考えた。
メイヴが強く執着した相手。容姿も性格も似ているため会わせたら危ないと思われたが、トネリコの師匠であるとしか思われていなかった様子で、メイヴとは違い特別な感情は抱いていない。