概要
風巻ハナは、漫画「まったく最近の探偵ときたら」の登場人物。呼称は「マキちゃん」「マキさん」。変人揃いのこの漫画では数少ないまともな登場人物。
人物
真面目で仕事に熱心。やや堅物だが、刺激が欲しいという理由から名探偵アスナロの助手を務めている。変装を見抜く洞察力や、仕事の処理能力などどれも優秀で、桂一郎曰く「探偵の仕事がなくなる」とのこと。また、英検一級を合格するなど学業も得意。フィジカル面での劣りを気にしてランニングを始めるなどの努力家でもある。初登場時は常に無表情、かつクールな性格だったが、話数を重ねるごとに表情豊かになり、酔いつぶれて下着姿で洗濯機の中に突っ込むなどドジっ子キャラな一面もある。
容姿
金髪のミディアムヘアにポンチョを着用している。ポンチョの下はワイシャツ。
たまにツインテールやお団子などで登場することも。
ポンチョを愛用している理由は、貧乳を気にしておりそれを隠すため。
また、見た目は若くアスナロと同年代などと勘違いされることが多いが実は成人済み。
正確な年齢は不詳だが、20代であることは確かで恐らくは27〜29歳と想定できる。
本人は年齢を気にしており桂一郎にアスナロと同年代に間違われた際には「私もまだ捨てたものじゃない」と密かに喜んでいた。
髪は金髪だが、銀行員時代やOL時代には髪が黒(ベタ塗り)だったため染めていると思われる。
経歴
登場人物のなかでは、主人公の名雲桂一郎の次に語られている経歴が多い。JK時代はかなりはっちゃけており、学生時代は部活で走り込んでいたことから運動部であったことが推測できる。また、秘書、イベントコンパニオン、銀行員、ディーラーなどを様々な職業を渡り歩いている。ここまで色々な職を転々としているのも、恐らく「刺激が足りないため」。また、銀行員時代には「レスラーの格好で犯人をおびきだそうとする桂一郎」「UFOを竹槍で捕まえようとする真白」「山猿に追い剥ぎにあった乳首試食おじさん」を見て退職を決意していた。
人間関係
檜ユウ
アスナロのことは「マスター」と呼んでおり、彼に対してはハッキリと「嫌い」「プライドが高くて疑り深いくせに抜けてて名雲先生名雲先生うるさいしとにかく一緒にいてつかれる」とかなりのツン。「それでも今まで出会った中で一番優れた探偵」など信頼は寄せているよう。稀にだが、アスナロを映画に誘ったりとデレることもある。
真白
歳は離れているが作中では一番関わりの多い同性である。ちなみに、彼女は敬語で喋っているのに対して真白はタメ口。真白からは料理を教わったり、逆にメイクを教えたりしている。
名雲桂一郎
作中ではたびたび居酒屋で飲んでいることがある。桂一郎からは割と酷い事実を優しく伝えてくれる人などと信頼されている(ただマキの勘違いで泣かせる羽目にはなった)。マキも桂一郎に愚痴をこぼしたりする仲。
星野アズハ
真白と共に参加した女子会で知り合った。はじめは警戒していたが、現在は普通に会話していたりプライベートでも会っている。なんなら初対面でももらった豊胸剤は飲んでいた。
根津
特に個人での関わりはなく、彼に対しても丁寧に関わっていた。しかし根津のキャラが話数を重ねるごとにひどくなっていったこともありマキからは役立たず呼ばわりされてしまった。