概要
SOPMOD-IIとはSpecial Operations Peculiar MODification(特殊作戦用装備-2)の
略であり、主にアメリカ軍の特殊部隊で使用されているM4カービンである。
それらを装備したM4カービンがM4 SOPMODIIと呼ばれている。
三角のフロントサイトポスト(FSP)が途中から飛び出ているFSPハンドガードのモデルも存在する。
ちなみに、普通のRISIIではなくFSPを購入し、飛び出す穴は空いているが取り付けようとした銃がフロントサイトがないガスブロックを付けていたので不自然に空洞が空いてしまった、というようなカスタムも実際に運用されている。(陸軍のレシーライフルに似たコンセプトの銃でも同様にフロントサイトのないDD MK12ガスブロックとFSPハンドガードを使用したものがある)
通常のM4A1と違いハンドガードがダニエルディフェンス社のRISに交換されている。
これに合わせて銃身に固定されていたフロントサイトはレールに取り付けるものに変更。
M203UBGLなどもレール取り付け方式のものが使用され、これにより銃身への負担が減ったため、命中精度が少し向上した。
DDM4A1
上記の14.5インチのBlockIIの民間モデル。
アッパーに白い文字で「5.56」と「DDM4A1」とマーキングされている。
映画「ボーダーライン(原題Sicario)」でジョシュ・ブローリンが演じるCIAのマットが使用しているものと、「タイラー・レイク -命の奪還-(原題Extraction)」にてクリス・ヘムズワース演じるタイラーが使用したものが有名。
DDM4V1
BlockIIFSPが装着された16インチのモデル。
「メダルオブオナーウォーファイター」で登場したのが有名。
また、2016年にダニエル・ディフェンス社がロアにメダリオンを埋め込みアッパーに社長の「M.Daniel」のサインの刻印が入った14.5インチバレル仕様の限定モデルを生産している。
一番最初期にDD社で製造されたライフルであり、最初はM4V1ではなく単にDDM4という名称だった。
その際はマグプルのストックや普通のA2グリップが装着されていた。
このモデルはその後LWモデルとして生産されたが現在はカタログ落ちしてしまっている。
初期の頃はラリー・ヴィッカーズが広告に参加しており、彼がカスタムした右側のマグウェルにヴィッカーズタクティカルのロゴが入ったカスタムモデルが存在する。
また、カルフォルニア州の規制に対応したモデルも製造されている。
別名・表記ゆれ
タグとしては単にSOPMODや、アラビア数字表記のM4SOPMOD2などが見られる。
便宜的にM4SOPMODⅡと称しているが、本来なら「M4A1カービンSOPMODブロックⅡ」が適切だろう。
ドールズフロントラインのキャラ
詳細はこちらまで。→M4SOPMODII(ドールズフロントライン)