概要
演 - スティーヴン・ラング、日本語吹替 - 沢木郁也
ホラー映画『ドント・ブリーズ』シリーズに登場する盲目の老人。
古びた家で犬と一人暮らしをしている。元・軍人で、イラク戦争で手榴弾を受け失明した。超人的聴覚と老人とは思えない腕力を持ち、銃器の扱いにも長けている。かつて娘がいたが車ではねられ死亡し、示談金として大金を受け取ったという。エンディングでは「Blind Man」としかクレジットされていないが、本名はノーマン・ノードストロームである。
ホラー映画である本作における殺人鬼のポジションであり、容赦の無い殺人・残虐行為を行うが、一作目においても二作目においても、基本的には自衛のために戦っており、老人の家に侵入してきた者が殺されているのは自業自得と言える。
とは言うものの、特に一作目においては彼の異常な目的と行為が強調されており、怨霊でもエイリアンでもない彼の際立った不気味さを垣間見ることができる。
一作目で人気を博したためか、二作目では主人公となるが、一作目よりはるかに殺害方法の残虐性が増しておりR15指定になった。監督及び脚本家は彼について「ヒーローでもアンチヒーローでもなく、アンチヴィラン」と表現している。