概要
献血は16歳から69歳までが可能(但し成分献血は18歳以上でないと無理、65歳以上の献血は60~64歳で献血している人に限る、などルールがある)。
全国各地にある献血センター、またはイベント時にやって来る献血車で受け付けている。
分類
・全血献血……伝統的な献血。提供者の体から採った血をすべて献血用に回す。200mLと400mLがある。
・成分献血……比較的最近始まった献血方法。血漿のみを献血する「血漿成分献血」と、血小板のみを献血する「血小板成分献血」がある。
いったん提供者の体から採った血から該当する成分だけを抜き取り、残りは提供者の体に戻す。
トリビア
・かつては、血液を売る「売血」が行われていたが、自分の血を売るような貧しい人には劣悪な生活環境で暮らしている人が多かったため、粗悪な血液ばかりが集まるようになってしまった。献血制度は粗悪な血液をなるべく集めないことを目的として施行された規則だともいえる。
・献血ではエイズ感染は判別できません。そもそもエイズ検査なんてしていません。
感染判別目的で献血に行くのは、ダメ。ゼッタイ。
・投薬治療を受けている場合、疾患によっては献血を断られることがある。断られる理由は、その人に処方されている薬の成分が他の人にとって危険なため。