アストルフォとは、
- 中世フランスの武勲詩に登場する架空の騎士。当項にて記載。
- 『Fate/Apocrypha』に登場する男の娘。当項にて記載。
騎士アストルフォ
アストルフォ(Astolfo)は、中世フランスの武勲詩に登場する架空の騎士。
シャルルマーニュのパラディンであり、イングランド王オットー(シャルルマーニュと同世代に存在したオッファ・オブ・マーシア(en:Offa of Mercia)と推定される)の息子で、[ローラン]]やルノー・ド・モルトーバンとは従兄弟同士である。
古くから武勲詩に名前は見られたのだが、名が知られるようになったのは14世紀ころ成立した叙事詩などによる。イタリアの叙事詩では、アストルフォはユーモアのある人物となっており、ルイジ・ブルチの「モルガンテ」、マッテーオ・マリーア・ボイアルドの「恋するオルランド」で活躍し、「狂えるオルランド」では月へ旅行したりもしている。
「Fate/Apocrypha」のアストルフォ
- クラス:ライダー
- 性別:男
- キャラクターデザイン:近衛乙嗣
- 設定制作:近衛乙嗣・星空めてお(TYPE MOON)
シャルルマーニュ十二勇士の一人。
この世に並ぶもの無き美形ながら、「理性が蒸発している」と例えられるほどのお調子者。冒険好きのトラブルメーカーで、どこにでも顔を出し、トラブルに巻き込まれ時には巻き起こす。悪事を働くという概念がなく好き放題暴れまわるが、最悪の事態には踏み込まないというお得な性格。キャラクターデザイン的にはピンク髪のボーイッシュな美少女だが、性別は男。いわゆる「男の娘」である。