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草書の編集履歴

2021-09-15 00:09:57 バージョン

草書

そうしょ

漢字の書体の1つ。「草書体」とも。

概要

漢字書体の1つで、「草書体」とも呼ばれる。

行書よりもさらに崩れ、速く書けるように発達した書体である。

なお登場は行書の方が後である(後述)。


文字を崩すのみならず、字画の省略すら珍しくないため、専門知識を持っていないと読むことも書くことも不可能である。

いくら達筆でも仕事用書類に用いるなどは問題外である。


適当に崩しているわけではなくある程度ルールに則っているので、かなり時間はかかるものの、覚えさえすればちゃんと読み書きできるようになる。


アルファベット筆記体をイメージすると近い…かもしれない。


行書との関係

元々隷書という書体があり、それを速記向けに発展させたのが草書である。

しかし崩しっぷりが崩しっぷりなので、「もうちょっとちゃんとしていて読みやすい、綺麗な書体を作ろうよ」という流れも生まれた。


それで隷書と草書を足して2で割ったような、つまり「それなりに整っていて、それなりに速い」という行書が産み出されたんだそうな。


草書から行書に進化したというよりは、隷書から分岐進化したという方が感覚的には近いか。


関連項目

書体

篆書 隷書 楷書 行書

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