概要
物語の舞台となる、小中一貫の全寮制の学校。
正式名称は「私立天下統一カスカベ学園」
由緒正しきエリート学園であり、現学園長の方針でAIオツムンを導入した徹底した管理教育を行っている。
勉学以外にもスポーツや芸術の分野にも力を入れており、校内各所には芸術品が飾られている。
学校はカスカベの山奥にあり、非常に広大でテニスコートや陸上競技場などがあるが、図書館等さびれた施設もある。また背の高い時計塔があるが壊れているため針は午後3時を指したまま止まっている。
生徒たちは学校支給のバッジで管理される「エリートポイント」なるポイントがあり、オツムンの監視によって行動がエリートに相応しいかどうか評価され、自動的にポイントが上下する。
このポイントを1000万ポイント貯めると、エリートクラスである「天組」に配属され、豪華な食事などの恩恵を受けられるが、逆にマイナスになった生徒は最下級クラスである「カス組」に配属され、購買部のパン争奪戦に参加しなければならないなど差別的な風潮が蔓延している。そのためカス組は「今更努力しても無駄」とばかりにポイント低下を気にしない面々が集う。
一方天組も天組で、高ポイントの維持さえできていれば僅かなポイント低下は問題ないため、生活態度などの改善に無頓着になる者が多くなっているなど、双方に問題を抱えている。
一応、トイレや寝室等のプライベート空間は例外で、天組カス組どちらも同じ。
入学希望者は一週間の体験入学に参加し、ここでエリートポイントを一定以上貯めれば特待生として入学ができる。
このところ、学園内では生徒を無差別に襲撃しケツを吸って人間をおバカにしてしまう怪人「吸ケツ鬼」の存在が騒がれている。