概要
日本の企業、正確な企業名は「株式会社メルカリ」。東京都港区に本社がある。
2013年に起業、当初は株式会社コウゾウだったが同年にメルカリに改名。
同年7月、フリマアプリのサービスを開始。当初は赤字続きだったが2016年に漸く黒字になり、その後日本のオンラインフリマサービスの最大手に成長する。
主だったユーザーは20代から30代の女性が多かったが、2017年頃から男性のユーザーも増えだした。
この辺りはおそらく、特撮玩具の需要が増したのが背景にある。
2019年2月にはキャッシュレスサービスのメルペイを開始した。
pixiv上ではヤフオク!と並び、自作の色紙などを売るためのスペースとして活用されている。
海外展開
海外でも同じくフリマアプリを展開していたが、イギリスでは知名度が低くその上イギリス独自の通販サービスもあったため撤退。
アメリカでも知名度や大手のAmazonが居る等の問題があったが、新型コロナウイルスによる巣ごもり需要で一転黒字になり持ち直している。
問題点
言うまでもなく一番の問題は転売の温床になっているということである。
別段転売事態はそこまで悪くないが、買い占めによる市場価値の操作や異常な高額出品など露骨な物が出たりした。
本来は不要となったものを第三者に直接買い取ってもらう為のフリーマーケットとしてのツールだったが、ここ数年は、「新商品を未開封で出品し、高値で売る」「予約段階の商品を、公式サイトの説明文や画像を引用し、倍以上の価格で出品する」などといった行為が横行している。
その他、現金出品によるマネーロンダリング問題や領収書の出品などニュースに載る問題も度々起きている。メルカリ側は当然不正な出品として削除している。
また何故か禁止していたゲームアカウントの売買を2016年7月に規約変更したことで解禁。当然ながらほとんどのゲームがアカウントの売買を禁止している。事実上の不正幇助になるため批判が出ていた。