valorant
ゔぁろらんと
概要
この作品は、eスポーツを強く意識して開発されており、オンラインFPSの金字塔『カウンターストライク』やヒーローシューターの代表『overwatch』を意識したゲーム性に、ゲームサーバーの高チックレート化や独自のアンチチートシステムなど、高い競技性を意識した作りになっているだけでなく、あらゆるPCスペックでも正常に動作する軽量さ、基本無料、公平なマッチングシステム、わかりやすいユーザーインターフェイスなど、この手ゲームをプレイしたことがなくても簡単かつ安心してプレイすることができる。また、運営会社がLOLを手掛けるRiot gamesということもあって、チーター対策や味方や敵の暴言や過度な嫌がらせ行為に対する対応が充実している。
ゲームシステム
メインのスパイク設置/解除モードについて記載。これ以外にも、想定プレイ時間が短いスパイクラッシュモードが実装されているほか、今後も様々なゲームモードを追加していく予定だと明かしている。
5対5のPvP。アタッカー側のチームとディフェンダー側のチームに分かれて試合を行う。
1試合は全25ラウンドで構成される。1ラウンドの制限時間は1分40秒。
前半の12ラウンドが終了すると攻守交代。13本先取したチームが勝利となる。
このゲームはリスポーン不可であり、TTK(キルタイム)が非常に速い。始めは難しいと感じるかもしれないが、キャラのアビリティを駆使し、ルールを理解すれば、きっと勝つことができる。
・アタッカー側の勝利条件
ディフェンダー側を全員倒す。
制限時間内に爆弾(スパイク)を設置し、爆破に成功する。
ディフェンダー側がアタッカー側を全員倒しても、爆弾の解除が間に合わなければアタッカー側の勝利。
・ディフェンダー側の勝利条件
爆弾設置前にアタッカー側を全員倒す。
制限時間内に爆弾を設置されずに終わる。
爆弾設置後のカウントダウン中に解除に成功する。
買い物
各ラウンドの開始前に、使用する銃・ボディアーマーと固有スキルを手持ちのクレジットで買うことができる。ラウンド中に死亡してしまうと武器を紛失する(スキルは死んでも持ち越される)。最初は800クレジットしか使えないが、キルで200、ラウンド勝利で3000、敗北しても1900〜2900クレジットが手に入る。敗北でもそれなりのクレジットが手に入るため、逆転が難しい場合は生き残りを目指し、次のラウンドに武器とスキルを持ち越すといった戦略性が求められる。
キャラクターとスキル
スキルには購入が必要なものと開始時点でいつでも使えるシグネイチャースキルが存在する。さらにはポイントを貯めると使えるようになるアルティメットスキルもあり、ゲームを有利に進められる。
また各エージェントにはロール設定されており、各ロールに合わせたプレイが必要になってくる。
ロールの説明
デュエリスト-攻撃系のアビリティを持ち合わせたロール。敵との交戦により前進を図る。
イニシエーター-敵の阻害に長けたロール。有利な状況を導くなどチームの前進を支援する。
コントローラー-視線を遮るなど敵との分断に長けたロール。状況や戦術に変化をもたらす。
センチネル-防御系のアビリティを持ち合わせたロール。敵の進行を遅らせたり、チームを後方から支援する。
JETT(ジェット)
ロール | デュエリスト | |
---|---|---|
スキル1 | アップドラフト | ジェットを用いてハイジャンプする。 |
スキル2 | テイルウィンド | ジェットで進行方向に向かって加速する。 |
スキル3 | クラウドバースト | 視線を遮る煙幕を投げる。 |
アルティメット | ブレイドストーム | 5本のナイフを構え、敵に向かって投擲する。 |
韓国出身のジェットは、俊敏で捉え難い戦闘スタイルを持ち、他の誰にも真似できないような危険な行動を取ることができる。交戦地帯の周囲を走り回り、何が起こったのかを敵が理解するよりも早く、切り刻んでしまうのだ。
RAZE(レイズ)
ロール | デュエリスト | |
---|---|---|
スキル1 | ブラストパック | 地形に張り付くブラストパックを投げる。 |
スキル2 | ペイント弾 | 複数の小型爆薬を放出するグレネードを投げる。 |
スキル3 | ブームボット | 敵を感知すると爆発するドローンを出す。 |
アルティメット | ショーストッパー | 強力なロケットランチャーを構える。 |
携えたキャノンと持ち前の個性を爆発させるレイズは故郷ブラジルを飛び出した。衝撃力でダメージを与えるスタイルを好む彼女は、「爆発」を惜しみなく使うことで守りを固めている敵を一掃したり、狭い場所をクリアすることに長けている。
BREACH(ブリーチ)
ロール | イニシエーター | |
---|---|---|
スキル1 | フラッシュポイント | 壁を貫通するフラッシュを発射する。 |
スキル2 | フォールトライン | 前方に強力な衝撃波を発生させ、敵を眩暈(スタン)状態にする。 |
スキル3 | アフターショック | 壁を貫通する爆発を巻き起こし、大ダメージを与える。 |
アルティメット | ローリングサンダー | 扇状の広範囲に地割れを発生させ、命中した敵を眩暈状態にし、吹き飛ばす。 |
生体工学を駆使した義肢を操るスウェーデン人のブリーチは、強力な衝撃波を放つことで、敵陣地への突破口を切り開く。敵にダメージや撹乱を与えることで、戦いを有利に進めることが可能だ。
OMEN(オーメン)
ロール | コントローラー | |
---|---|---|
スキル1 | パラノイア | 壁を貫通する闇の弾を発射し、触れたをブラインド(視界悪化)状態にさせる。 |
スキル2 | ダークカヴァー | 長時間視線を遮る球形の闇を作り出す。 |
スキル3 | シュラウドステップ | シャドーウォークの体勢に入り、短距離のテレポートする。 |
アルティメット | フロム・ザ・シャドウズ | マップ内のあらゆる場所にテレポートできる。 |
記憶の幻影、オーメンは闇に潜んで敵を狩る。敵の視界を遮り、神出鬼没にテレポートすることで、次の一手を予測しようとする敵を徐々に疑心暗鬼へと誘うのだ。
BRIMSTONE(ブリムストーン)
ロール | コントローラー | |
---|---|---|
スキル1 | インセンディアリー | 焼夷グレネードランチャーを発射する。 |
スキル2 | スカイスモーク | 上空から煙幕弾を投下する。 |
スキル3 | スティムビーコン | 範囲内のプレイヤーの攻撃速度を上昇させる。 |
アルティメット | オービタルストライク | 上空から広範囲のレーザー攻撃を行う。 |
アメリカ合衆国から参戦したブリムストーンの衛星軌道兵器があれば、部隊は常に優位に立つことができる。離れた場所から確実に支援を送るアビリティーを持つ彼は、現地での指揮にうってつけの存在なのだ。
PHOENIX(フェニックス)
ロール | デュエリス卜 | |
---|---|---|
スキル1 | カーブボール | カーブ軌道を描いて飛翔するフラッシュを投げる。 |
スキル2 | ホットハンド | 着弾すると火炎地帯を発生させる玉を発射する。また、その上に立つことで自分を回復させる。 |
スキル3 | ブレイズ | 一直線に炎を放ち、炎の壁を作り出す。曲げる事もできる。 |
アルティメット | ラン・イット・バック | 発動中、倒されると一回だけ体力満タンで復活する。 |
イギリスからやってきたスター、フェニックスの力は、彼自身の戦闘スタイルによってさらに輝きを増し、戦場を閃光と火炎で燃え上がらせる。彼は援護の有無など気にもせず、単身で戦闘の只中に飛び込んでいくのだ
SAGE(セージ)
ロール | センチネル | |
---|---|---|
スキル1 | スロウオーブ | 着弾すると遅延フィールドを発生させるオーブを発射する。 |
スキル2 | ヒーリングオーブ | 自身または味方のHPを回復させる。 |
スキル3 | バリアオーブ | 分厚い氷の壁を設置する。 |
アルティメット | リザレクション | デスした味方を体力満タンの状態で蘇生させる。 |
中国出身の守り手であるセージは、どこにいる時も仲間のために安全地帯を作り出すことができる。激しい攻撃を防ぎ、力尽きた戦友たちを蘇生する彼女は、過酷な戦場に一時の安らぎをもたらす存在なのだ。
SOVA(ソーヴァ)
ロール | イニシエーター | |
---|---|---|
スキル1 | ショックボルト | 壁にバウンドして、着弾すると爆発する矢を発射する。 |
スキル2 | リコンボルト | 射線の通る敵の位置を特定する矢を放つ。 |
スキル3 | オウルドローン | マーキングダーツを発射できるドローンを出す。 |
アルティメット | ハンターズフューリー | 壁を貫通するエナージーブラストを3回まで発射する。 |
とこしえの冬、ロシアの凍原で生まれたソーヴァは、冷徹かつ確実に敵を追跡、発見し、そして排除する。たとえ逃げようとしても、彼の特別製の弓と恐るべき偵察アビリティーから身を隠すことはできない。
VIPER(ヴァイパー)
ロール | コントローラー | |
---|---|---|
スキル1 | ポイズンクラウド | ドーム状にガスを出すガス発生器を投げる。 |
スキル2 | トキシックスクリーン | 長い列状のガス発生器を射出し、毒の壁を発生させる。 |
スキル3 | スネークバイト | 着弾すると汚染地帯を作り出す、化学物質のキャニスターを射出する。 |
アルティメット | ヴァイパーズピット | 広範囲に体力を削る毒霧を発生させる。 |
アメリカ合衆国の化学者であるヴァイパーは、危険な化学兵器を駆使して戦況を巧みに操り、敵の視界を妨げることができる。仮にその標的が毒で力尽きなかったとしても、彼女が仕掛ける心理戦の毒牙から逃れることはできないのだ。
CYPHER(サイファー)
ロール | センチネル | |
---|---|---|
スキル1 | サイバーケージ | 視線を遮り、中に入った敵の動きを鈍らせる空間を作り出す。 |
スキル2 | スパイカメラ | マーキングダーツを発射できるスパイカメラを設置する。 |
スキル3 | トラップワイヤー | 掛かった敵の位置を特定し、眩暈状態にするトラップを設置する。 |
アルティメット | ニューラルセフト | 死体から残りの敵の位置を特定する。 |
モロッコの情報屋、サイファーは敵のあらゆる動きを監視する、いわば「一人監視網」である。どんな秘密も安全ではない。どんな企みも見逃されることはない。どんな時もサイファーは見ているのだ。
REYNA(レイナ)
ロール | デュエリスト | |
---|---|---|
スキル1 | デバウアー | 倒した敵のソウルオーブを吸って回復する。 |
スキル2 | ディスミス | ソウルオーブを1つ消費して短時間だけ実体を消す、アルティメット中は透明化する。 |
スキル3 | リーア | 壁を貫通し、視認すると視界が悪化するオーブを放つ。 |
アルティメット | エンプレス | 攻撃速度と構え、リロード速度が劇的に増加する。また、『デバウアー』をソウルオーブ消費無しで自動で行う。 |
メキシコの中心部で鍛え上げられたレイナは一対一の状況で優位に立ち、敵を倒して命を食らう。その真の能力を開花できるかは、戦いのパフォーマンスによって大きく左右される。
KILLJOY(キルジョイ)
ロール | センチネル | |
---|---|---|
スキル1 | アラームボット | 範囲内の敵を検知し、爆発して相手を弱体化させるボットを設置する。回収可。 |
スキル2 | タレット | 180°の視界を持つタレットを設置する。回収可。 |
スキル3 | ナノスワーム | 任意のタイミングで起爆でき、一定範囲に継続ダメージを与えるグレネードを投擲する。ラウンド開始後は回収不可。 |
アルティメット | ロックダウン | 発動から一定時間後、範囲内の敵を数秒拘束する。 |
ドイツ出身の天才キルジョイは、発明した兵器を操り、難なく戦場を掌握する。敵の動きを止めるのに武器によるダメージでは不十分なら、彼女のロボットを使ったデバフが敵の迅速な処理に一役買うだろう。
skye(スカイ)
ロール | イニシエーター | |
---|---|---|
スキル1 | トレイルブレイザー | 放った猛獣を操作することができる。 |
スキル2 | ガイディングライト | 操作可能な閃光の鷹を前方に放ち目をくらます。また、閃光が相手に命中すると鷹が鳴く。 |
スキル3 | リグロウス | 範囲内にいる味方を回復する。自分自身を回復することはできない。 |
アルティメット | シーカー | 近くにいる敵を追尾する弾を放つ。命中すると視界を悪化させる。 |
オーストラリアからやってきたスカイは、獣たちとともに敵陣への道を切り開く。スカイは敵を妨害する創造物を生み出すほか、味方を回復する力を持っている。彼女と行動をともにすることで、チームは最小のリスクで最大の力を発揮することができる。
YORU(ヨル)
ロール | デュエリスト | |
---|---|---|
スキル1 | ブラインドサイト | バウンドする次元の欠片を投げ、炸裂地点に強烈な光を発生させる。 |
スキル2 | ゲートクラッシュ | 空間の裂け目を出し、その場所にテレポートする。 |
スキル3 | フェイクアウト | 足音を発する音の塊を出す。敵は視認可。 |
アルティメット | ディメンションドリフト | 次元の狭間に入り込み、一切の足音などを出さずに移動する。相手からは極端に近づかない限り視認されず攻撃なども当たらないが、自分も攻撃できない。 |
日本出身のヨルは、次元の狭間を渡る能力で敵陣の真っ只中に潜入できる。策略と攻撃性を合わせ持つ彼に狙われた標的は、その姿を認識する前に最期の瞬間を迎えることになる。
ASTRA(アストラ)
ロール | コントローラー | |
---|---|---|
スキル1 | ノヴァパルス | 設置した『スター』から起爆させ、少しの間チャージしてから爆発し、範囲内すべてのプレイヤーをスタンさせる。 |
スキル2 | ネビュラ | 設置した『スター』の位置にスモークを発生させる。 |
スキル3 | グラビティウェル | 設置した『スター』を中心に範囲内の全てのプレイヤーを中心に吸い寄せてから爆発し、弱体化効果を与える。 |
アルティメット | アストラルフォーム | アルティメット発動キーでアストラルフォームに入り、MAPのいたるところに『スター』を設置する。 |
アルティメット | コズミックディバイド | MAP全体を完全に遮る大きさの壁を設置する。壁は自由に通り抜けることが可能だが、銃弾を通すことは出来ない上に、音が反対側へ極端に聞こえにくくなる。 |
ガーナ人エージェントのアストラは、宇宙のエネルギーを駆使して戦場を思いのままに作り変える。アストラルフォームを自在に操り、戦略的な先見性を備えた彼女は、敵のはるか先を行くことができる。
KAY/O(KAY/O)
ロール | イニシエーター | |
---|---|---|
スキル1 | フラッシュ/ドライブ | フラッシュバングレネードを投げ、破裂した場所から強烈な選考を出しプレイヤーの目をくらます。 |
スキル2 | ゼロ/ポイント | サプレッションブレードを投げ、突き刺さった位置から一定範囲内の敵を抑制状態にし、アビリティを使えなくさせる。 |
スキル3 | フラグ/メント | フラグメントグレネードを投げ、地面に付着した場所から複数回爆発を起こしダメージを与える。 |
アルティメット | ヌル/コマンド | 一定時間自分を中心とした範囲内に『ゼロ/ポイント』と同じ効果を与えるエネルギーパルスを発し続ける。また、発動中はKAY/Oは強化され、武器のレートが速くなったり、一度キルされても味方によって蘇生してもらうことが出来る |
KAY/O(ケイ・オー)はレディアントの制圧を目的として作られた戦闘兵器だ。その力で敵のアビリティーを封じ込め、反撃の機会を奪うことで、味方の絶対的優位を確保する。
マップ
基本的には守り側にAサイトとBサイトがあり、攻め側はそのどちらかに向かって進行する。また、俗に『ミッド』と呼ばれるAサイトとBサイトの真ん中に位置するエリアがあり、このエリアをどう攻略するかもカギになっている。
- アセント
最も標準的なマップで、最も人気があるマップ。AサイトとBサイトの両方にミッドからの進行を塞ぐ『開閉式ドア』がある。(銃やナイフなどで破壊可能)
- バインド
他のマップのような明確なミッドが無く、マップ上に二つ一方通行のテレポーターがあり、攻め側が素早く攻めるサイトを転換できるマップ
- スプリット
攻め側に対して守り側が比較的高い位置にあり、一般的に過度に守り有利なマップとして知られている。余談だが、なんと日本がモチーフのマップ。マップの色んな場所に日本語が書かれていたりする。(「靴屋」だったり「下水道」とそのまんま書かれている。)
- ヘイブン
唯一AサイトBサイトの他にCサイトという3つ目のサイトが存在するマップ。
- アイスボックス
EP1Act3から実装。マップが横に広く、コンテナの上などに乗ることで立体的に行動できるマップ。お互いのスポーンサイトが他のマップに比べて比較的に近いため、裏取りなどが素早く行える。基本守り側が有利なマップが多い中でここは一般的に「攻め側有利マップ」として知られている
- ブリーズ
EP2Act3から実装。最も広いマップ。ほかのどのマップよりも攻め側と守り側が撃ち合う場所が遠く、スナイパーなどが良く刺さりやすい。また、広すぎてコントローラーのスモークがほとんど意味をなさないくらい広い。
- フラクチャー
EP3Act2から実装。かなり異質に設計されており、他のマップのように攻めと守りが縦に向かい合っているのではなく、マップの中心に守り側スポーン、その左右にAサイトBサイトがあり、攻め側はマップの一番上と下の2か所から攻め始めることが出来、そこからそれぞれABの合計4か所で攻めることが出来るマップ。
その他
バフ効果
- 回復
一定時間回復し続ける。毎秒の回復量や効果時間はキャラクターによって異なる。ただし、何らかのダメージを受けると一定時間回復が止まる。(主なキャラ:セージ、フェニックス、レイナ、スカイ)
- バトルスティム
武器の連射速度が上がったり、リロードやリコイルの回復時間も短縮される。(主なキャラ:ブリムストーン、レイナ、KAY/O)
デバフ効果
- スロー
文字通り足が遅くなる。また、ジャンプも低くなるため本来なら飛び越えられるような段差も飛び超えられなくなったりする。(主なキャラ:セージ)
- 弱体化
受けるダメージ量が倍になる。(主なキャラ:ヴァイパー、キルジョイ、アストラ)
- 衰弱
一瞬だけでも触れると最大HPが減少する。ただし時間が経つと回復する上に、HPは最低1までしか減らない。(主なキャラ:ヴァイパー)
- スタン
武器のレートが極端に下がり、視点がぐらつく。(主なキャラ:ブリーチ、サイファー、スカイ、アストラ)
- ブラインド
視界が黒くなり音も聞こえにくくなる。ただし、近づきすぎれば見えるし音も聞こえる。(主なキャラ:オーメン、レイナ、スカイ)
- フラッシュ
ブラインド以上に視界が奪われ一定時間何も見えなくなる。ただし、起爆地点からスモークや遮蔽物などで遮られていると効果が無かったり、視線をそらしていると一瞬で回復する。(フェニックス、ブリーチ、スカイ、ヨル、KAY/O)
- 拘束
一定時間足が遅くなり何も出来なくなる。(主なキャラ:キルジョイ)
- 抑制
アビリティやアルティメットが一切使えなくなる。詳しく言えばキャラクターがアビリティとアルティメットに関する行動を一切行えなくなる。アビリティは「発動する行動」などが出来なくなり、既に発動してマップに残っているスモークやモロトフが消えることは無いが、サイファーのワイヤーやキルジョイのタレット・アラームボットなどは一時的に機能しなくなる。アルティメットに関しては既にマップに出ている「ヴァイパーピット」などは消えないが、ジェットの「ブレードストーム」などは先に発動していても一時的に使用不可になる。また、ソーヴァの「ハンターズフューリー」やレイズの「ショーストッパー」も先に発動していても同様に抑制されてしまうが、この2つは発動後一定時間の間に改めて発射をしないといけないため、一度アルティメットのキーを押して発動してから抑制状態にされてしまうと、抑制の効果時間よりもアルティメットの使用制限時間の方が短いため、完全にアルティメットそのものを枯らされる。(主なキャラ:KAY/O)
主な戦い方
デュエリストは前に立って敵と撃ち合う。
イニシエーターがデュエリスト等の味方の撃ち合いをアシストする。
コントローラーはスモークなどで敵の射線をコントロールする。
センチネルは敵の裏取りを警戒したり守りの起点になったりする。
基本は上記に沿った戦い方が主だが、レベルが上がるにつれ戦い方は多岐に渡り、敵の思いがけない行動をしたり自分たちの強い部分を押し付けることで勝ちを目指していく。
公式大会などでは様々なプロチームが見たこともないような作戦を披露することが多いが、一般的なユーザーの『コンペティティブマッチ』などでは今その場で出会った他人とチームプレーを行っていかないといけないため、コミュニケーションを密に行っていない場合は上記のような基本的なロールに沿った戦い方をすることが多い。
逆にまともにコミュニケーションを取らずに上記のロールによる戦い方をは全く違うことをし、自分勝手な事ばかりしているとトロールと呼ばれ味方に忌み嫌われ協力できずに負けてしまうことが多い。
『自分のロールに沿った最低限の行動は行う』『味方とのコミュニケーションを密に行う』この二つは勝つ上での最低条件とも言える。
余談
チーター対策が他のゲームに比べてかなりガッチリしていたり、暴言や嫌がらせをするプレイヤーは通報すれば比較的しっかり対処してくれるため、害悪プレイヤーに対する対処の評価は比較的である。
ただし、ゲーム性自体が運要素が少なく本人の実力による勝敗が強く出るため、サブアカウントなどによるスマーフ行為が度々問題視される。この問題に対しては、運営もしっかり認知して様々な解決策が提案されているが、問題を解決できる愚弟的な策が見つかって要らず現状は「根本的な対策は不可」とされている。
また、スマーフ対策の一環なのか、コンペティティブマッチ(俗にいう「ランクマッチ」)の仕様がいくつか違っている。『ランクマッチ』と聞けばAPEX Legendsのように、『ゴールド帯の試合』・『プラチナ帯の試合』・『ダイヤ帯の試合』のようにしっかり区切られているものを想像すると思うが、VALORANTにはそのようにガッチリとした区切りは無く、ランク帯の混在は当たり前のように起こる。
その理由として、マッチング制度に目に見えるランクである程度固まるようにはなっていても、それ以外の「内部レート(本人の目に見えるランク以外での「本人の強さ」を表したもの)」をマッチング制度の要素に加えており実際のランク以外に内部レートの平均がお互い同じくらいになるようにマッチングされる仕様になっている。
この「目に見えるランクのマッチなのにも拘らず、目に見えない内部レートが関与するマッチングがされる」ということがある問題をいくつか生んでしまっている。
- 1つは「内部レートが高いせいで今の自分よりも高いランク帯に勝手に混ぜられる。」というタイプの問題。内部レート自体が『連勝』したり『MVP』を何度も取っていると勝手に上がってしまうため、例えば「自分はまだゴールド3なのになぜか敵も味方もプラチナだらけ」というマッチに混ぜられることが多々ある。
- 2つ目は「内部レートが高いと勝った時のポイントが低い」という問題。「自分たちより強い敵に勝てばより多くのポイントをもらえるべきだし、逆に自分たちより弱い敵に勝ったらその分ポイントも少なくするべき。」という理屈があるが、この「自分たちより強い敵」「弱い敵」の判定を、「目に見えるランク」ではなく「内部レート」で行っているため、上記のような自分よりもランクも高いマッチに混ぜられて、明らかに自分よりも強そうな敵相手に勝っても思ったよりポイントが少ないなんて状況が起こりうる。
他にも多々問題が出ているが、このようなものが原因でユーザー人口の半分以上がゴールド・シルバー帯から抜けられなくなっているということが海外でも度々問題に挙げられている。ここまで大勢の人が固まっているため、『初心者に毛が生えた程度のユーザー』から『プラチナやダイヤ帯でも戦っていける程のユーザー』までおり、
「こんな初心者がなんでゴールドなの!?」ってなったり「シルバー帯でなんでこんなにレベルの高い戦いしてるの!?」と高ランク帯の人達が驚くことが結構起こる。
この「ランクマッチなのに内部レートを関与させるのどうなんだ」「シルバー・ゴールドでどれだけ上手くなっても運次第じゃないと上がれない」といった問題は海外のredditでも何度も問題に上がっており運営も対策を進めているとのこと