概要
「指揮棒(タクト)」はオーケストラの指揮者が演奏者に分かりやすく拍を打つことで指揮を取る道具。
現在の物は腕の延長に過ぎず、必ず指揮棒を持たなければならない訳ではないため、卓越した指揮者になると指揮棒を持たずに指揮をする者も普通にいる。(その方が細かい指示を出しやすい。)
昔は大きな杖のような形(マーチングで使う指揮杖に近い)をしており、拍を刻むために床を叩いていたため、それで足を打って怪我し、命を落とすということもあった。
今のものも先端が尖っているため、勢い余って額や手に突き刺すという事故はたまに起きるようである。