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P-38の編集履歴

2012-01-23 09:45:47 バージョン

P-38

ぴーさんぱち

アメリカの開発した戦闘機。双発の高高度戦闘機であり、排気タービン(ターボ)の装備により高い性能を誇る。上昇力に優れ、一撃離脱戦法を得意とする。反面、機体重量が重くて格闘戦は苦手であり、日本のパイロットからは「格闘戦ならペロリと食える(ペロパチ)」と呼ばれた。太平洋での機種別撃墜数では3位を誇り、太平洋のエース1・2位の乗機である。

概略

アメリカ、ロッキード社の開発した高高度戦闘機。

開発主任はケリー・ジョンソン。のちにF-104の設計を務めている。

2基のエンジンのおかげで上昇力や高高度性能に優れており、一撃離脱戦法を得意とする。

戦法が確立していなかった当初は格闘戦に持ち込まれ、撃墜される事例が続出した。

これにより、日本のパイロットからは『ペロパチ』と呼ばれた。

後に戦法が確立してからは一撃離脱に徹し、太平洋では最も多く撃墜した機である。

長い航続距離を生かし、かの山本五十六長官機を撃墜した事でも有名。


ケリー・ジョンソンの高高度戦闘機

開発は1930年代後期にまで遡る。

当時のアメリカ陸軍航空隊に配備されていたのは「セバスキーP-35」や「カーチスP-36]といった、

平凡な戦闘機だった。

しかし世界情勢は緊迫を強め、ボーイングの戦略爆撃機であるB-17が制式採用された。

これは当時の最新技術である「排気タービン」を利用しており、高高度性能に優れた爆撃機だった。

P-38は『敵がこのような爆撃機を開発したら』という危機感に基づいて開発された。

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