概要
和名 | ダンダラテントウ |
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別名 | ヨスジテントウ |
学名 | Cheilomenes sexmaculata |
分類 | 鞘翅目 多食亜目 ヒラタムシ下目 テントウムシ上科 テントウムシ科 テントウムシ亜科 テントウムシ族 ダンダラテントウ属 |
体長 | 3.7~6.7mm |
分布域 | 日本(本州・四国・九州・南西諸島・小笠原諸島)、中国、朝鮮半島、東南アジア~アフガニスタン、イラン、オーストラリア、南米(移入) |
森林から都市部まで幅広く生息し、日本でも身近に見られるテントウムシの一種。南方系の種で、北海道では見られない。
模様には多数のバリエーションがあり、日本本土では黒地に赤い2つの小さな三日月状紋を肩部近くに持つ無紋型(2紋型)と4つの三日月状紋を持つ4紋型が多く、南西諸島では赤地に黒いダンダラ模様やジャック・オ・ランタンを思わせる模様を持つダンダラ型が多い。他に6紋型がある。
体長はよく似た姿のナミテントウより小型な個体が多いが、ほぼ同じ大きさの個体もいる。
ナミテントウとは触角の先端が尖ることなどで見分けられる。
成虫・幼虫共に主食はアブラムシで、他にカイガラムシやキジラミなども捕食する。アカメガシワの蜜腺に来ることもある。
ナミテントウとは異なり、単独または数匹で越冬する。