概要
2013年に発売された、ガンダムのプラモデル通称ガンプラを題材としたアクションゲーム『ガンダムブレイカー』の第4弾。
何故、「ガンダムブレイカー4」にしなかったかというと遊び方が従来の作品からかなり変わったからとのこと。
今作では「リアルカスタマイズバトル」という新システムを導入、これは戦闘で手に入れたパーツをその場でカスタマイズができる。また、パーツの1つ1つにはEXスキルが設定。ステージ上にあるコンテナを破壊すると出るレベルアップアイテムでレベルが上がりEXスキルが解放され様々な技が使える。
ストーリーモードでは「ガンブレ学園」を舞台に主人公とヒロインたちが活躍する。
実際の評価
…が、全体的な評価はこれまでの作品に比べかなり低い。
キモとなるアクションはごちゃごちゃして爽快感がなく、リアルタイムでパーツの付け替えもせっかく整合性や見栄えを考えて着けたパーツが敵の攻撃でポロポロ取れて破壊されて台無しになるのでカッコ悪くなってしまう。
また、前作までと違いパーツの強さが固定されレベルアップ要素がなくなってしまい、弱いパーツはどこまで行っても弱いため、例えば「ガンダムより強いザクやジム」を作ることができない。ようするに「ぼくのかんがえたさいきょうのがんぷら」など夢のまた夢でシナリオをクリアするためには見栄えや好み無視で強いパーツを組んでいくしかないというシリーズ最大の魅力が無くなってしまっている。
ネット対戦もレスポンスが悪いのでほとんど苦行と評する人も多い。
シナリオは…と言うと、原作の台詞をやたら流用して内容は薄っぺらく、恋愛要素もメインシナリオの緊迫感(「ラプラス・ネスト」がガンブレ学園を牛耳っており、勝利第一のガンプラバトルが蔓延している)を台無しにしてしまっている。
特にツッコミ所の最たる台詞は序盤のユイの
「人から無理矢理奪ったパーツで組み上げたその機体・・・・
それが本当に、あなたの機体なの?」
…そうしないと生き残れないし、今作はそういうゲームなんですが…。
このような事態の為、公式ツイッターはアップデートの情報に対し失望しているコメントが多数見られる。
せめて、システムの変更がなく粗がシナリオのみならばまだ何とかなっていただろうが……。
この反省を生かしてか、後に配信されたガンダムブレイカーモバイルではパーツのレベルアップ制の復活、不評だったリアルカスタマイズバトルの廃止など、以前のシリーズに近いシステムとなっている。
公式Twitterに対して
上記にも述べてるように公式Twitterのアップデート情報に対し失望しているコメントが多数あるがそれと同時に公式Twitterに対して中傷や侮辱に近いリプライなどが見られる。中には購入すらしていないにも関わらず、中傷などをしている者もいる。くれぐれもそのようなリプライを送るのはやめましょう。
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