クラウディウス帝

くらうでぃうすてい

古代ローマ帝国第４代皇帝。アウグストゥスと覇権を争ったアントニウスの孫にして、アウグストゥスの妻リウィアの孫。生まれつき体が弱く、吃音や片足を引きずるなどの癖もあり、公職から遠ざけられていた。５０を過ぎて皇帝となって後、この歳までの間に養われた歴史家としての側面は、その行政に色濃く反映されることとなる。そして…。

皇帝として

　前帝カリグラが暗殺されて後、近衛隊に担ぎ出される形で皇帝の座についた彼は、カリグラによって崩壊させられた国家財政を建て直す。その後もブリタニア遠征や、ユダヤの統治問題など数々の問題の解決に尽力した。

クラウディウス演説