経歴
ロプトによってサルベージされた“スレイプニルの因子”から作り出された人型のピラー。ライダーシステムでの戦闘では神月洋介に匹敵し、幾度と彼やその周りの人物と戦闘を繰り広げた。
しかし、悪魔化した神月相手では押され気味であり、殺される一歩手前でロプトにより、神月の因子を抜き取られ、彼が敗北するという形で勝利した。(本人曰く、後味が悪い結末だったらしい)
その後、神月洋介の特異性による“感染”の疑いにより、ロプトによって彼も始末されたが…
戦闘スタイル
後述する“ドライブキャリバー”を用いた銃撃と徒手空拳を用いた戦闘を主軸としている。
“碧嵐の装甲”と呼ばれる能力で常時周囲に空気の層を纏っており、圧力差等によって死角からの攻撃をも弾き飛ばす。しかし、ある程度以上の攻撃はエネルギーを相殺しきれないため、一時的に一点に集中させることで防御する。その瞬間は別方向からの攻撃が直撃する隙でもある。
スレイプニルライダーシステム
拳銃型のライダーシステム起動装置、ドライブキャリバーに“センター・シエラ”と呼ばれる一角獣型のユニットを装填し、トリガーを引くと起動する。起動と同時に銃剣がユニットからシエラの角が銃剣として展開され、変身が完了する。
銃剣部は名の通りの役割以外にも、再格納し軽く引き金を引くことでエネルギーをチャージする。深く引くことで内部に充填したエネルギーを一発で撃ち出す“砲撃”での最大火力が奥の手である。
使用武器
翠槍・アネモスコープと呼ばれる大型の片鎌槍を近距離用の武装としており、投げる際に、瞬間的とは言え、弾道上を真空状態とし、空気抵抗なしの高速状態で撃ち抜くことが可能。
また、ドライブキャリバーの銃口へ柄を押し縮めた状態で装填し、引き金を引くことでパイルハンマーのごとき手法で瞬間火力を叩き出す。
現在
なんと、センターシエラに自身の記憶、因子を移し、本人の精神は生存していた。
ある事情で心神喪失状態の神月の体を借り、“ラーズ”という名で活動している。
これは神月との一種の契約であり、ロプトに対する報復のために自分の体を使わせる代わりに周囲の人間を守ることを要求しており、もし、周囲の人間へ危害を及ぼそうものなら、攻撃を自動的にシールドで防いだ後に、強制的にシエラのシャーシへ追い出す形で契約違反のペナルティが組み込まれている。
本人的には自分を裏切ったロプトへの報復さえ果たせればそれでいいので特に気にすることなく受け入れているが、なんだかんだ気に入っているフシがある。
特に、宮古の料理が食べられることに未曾有の幸福を感じていたりという話もある。(ちなみに、協力態勢に乗った主な交換条件もそれである)
関連タグ
・神月洋介