概要
第二次世界大戦におけるアメリカ合衆国をはじめとする連合国諸国と日本国との間の戦争状態を終結させるため、両者の間で締結された平和条約である。
アメリカのサンフランシスコ市で署名されたことから由来する。
日本は本条約で朝鮮の独立を承認し済州島、巨文島、欝陵島を含む朝鮮、台湾、澎湖諸島、千島列島、南樺太、新南群島(南沙諸島)、西沙群島の領有権を放棄した。
一方で現在日本が抱える領土問題が発生している地域の内、千島列島に属する択捉島と国後島を除いた尖閣諸島、竹島、歯舞群島、色丹島は放棄していない。