プロフィール
フルネーム | トリル・ユーフォリア |
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肩書 | グラン・ケイオス帝国王女→ユーフォリア王国王女 |
渾名 | 穿孔姫 |
概要
マリア、ジャンヌの妹で、3姉妹の末っ子。
独自の視点でいわゆるドリルに近い概念に思い至り、不完全な形ながらそのために必要なモーターに近い技術を形にし始めている有能な技術者。反面常に暴走気味な性格であり、王族には到底向いてない人物だと姉二人からも認識されている。
研究室に籠りっぱなしで稀代の変人として知られている。研究熱心ではあるが実績がない上、帝国皇女としての責務をほとんど果たしていなかったため、家臣達からの評判は悪い。その追及から逃がす目的もあり、姉である女皇マリアによって空席だった駐フリードニア大使に任命される。それに伴い、ジーニャと共に二国間の共同研究の中心となる。
ジーニャの大ファンでもあり、ともに研究をすることになって以来すごい勢いでべったりとくっついており、ジーニャを逆に振り回せる、ある意味非常に稀少な存在。
対人関係
家族
長姉。
次姉。何かと問題起こすトリルによく説教している。
研究女子仲間
フリードニア王国出身の科学者。
メルーラ・メルラン
ガーラン精霊王国出身のハイエルフ。研究者。
タル・オズミ
トルギス共和国出身の雪熊族の少女。職人。
その他
ジーニャの夫。
活躍・経歴
現実主義勇者の王国改造記
- 文庫9巻群像編三・四、文庫10巻第4章・最終章
- 大陸暦1547年~大陸暦1548年(15歳~16歳)
現実主義勇者の大国建造記
- 文庫11巻第4章、12巻8章・幕間話2、13巻10章(名前のみ)、14巻13章
- 大陸暦1548年~大陸暦1549年(16歳~17歳)
現実主義勇者の帝国建立記
- 壊天の章
- 大陸暦1552年
フウガによる帝国侵攻の際は次姉ジャンヌの指示でフリードニア王国に留まりソーマの庇護を受けていた。終戦後、ソーマとマリアの結婚によって政務経験豊富なマリアが大使の仕事を引き継ぐことになったためユーフォリア王国王都ヴァロワへ帰還した。
- 世界解明の章
- 大陸暦1553年
ハクヤとジャンヌの結婚式に参加する。
今後なにかやらかしてジャンヌから大目玉を食らったときは、ハクヤ義兄様のところに逃げ込むつもりでいる。
登場話
トリル・ユーフォリアの登場リスト。
作中日時 | 収録巻・出典 | エピソード名 | 出来事 |
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大陸暦1547年 | |||
11月末 | 文庫9巻群像編3 | 帝国の穿孔姫、ですわ! | トリル研究を帝国・王国で共同研究 |
11月末 | 文庫9巻群像編4 | 若様の覚醒、彼女たちの決意 | トリルの研究を共和国も加えて3国で共同研究 |
大陸暦1548年 | |||
2月15日 | 文庫10巻第4章 | 心を貫く | クーがタル、レポリナと婚約する |
4月1日 | 文庫10巻最終章 | 華燭の典 | |
4月頃 | 文庫11巻第4章 | 意見交換会 | |
9月 | 文庫12巻第8章 | 直接会談 | |
大陸暦1549年 | |||
1月 | 文庫12巻幕間話2 | 研究女子会(メカドラ強化計画) | |
2月 | 文庫13巻第10章 | 機械竜 | 名前のみ |
12月 | 文庫14巻第13章 | 来るものは拒まず、サル者は追わず | |
大陸暦1552年 | |||
8月4日以降 | 《群像の章7》第二話 | 『おうちにかえる時間です』 | トリル、ユーフォリア王国へ帰国 |
大陸暦1553年 | |||
1月下旬 | 《世界解明の章》第二話 | 『華やかなる宴の陰で(前編)』 | 合同結婚式 |