「私、マクスウェル家の大ファンなのですわ!」
「私が男でしたら絶対ジーニャお姉様をお嫁にもらいますのに」
プロフィール
フルネーム | トリル・ユーフォリア |
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肩書 | グラン・ケイオス帝国皇女→ユーフォリア王国王女 |
異名 | 穿孔姫 |
出身 | グラン・ケイオス帝国 |
生年月日 | 大陸暦1532年(大陸暦1547年時点で15歳の為) |
種族 | 人間族 |
性別 | 女性 |
初登場話 | 文庫9巻群像編三 帝国の穿孔姫、ですわ! |
CV | なし |
概要
マリア、ジャンヌの妹で、3姉妹の末っ子。お嬢様口調で話す。
独自の視点でいわゆるドリルに近い概念に思い至り、不完全な形ながらそのために必要なモーターに近い技術を形にし始めている有能な技術者。反面常に暴走気味な性格であり、王族には到底向いてない人物だと姉二人からも認識されている。
研究室に籠りっぱなしで稀代の変人として知られている。研究熱心ではあるが実績がない上、帝国皇女としての責務をほとんど果たしていなかったため、家臣達からの評判は悪い。その追及から逃がす目的もあり、姉である女皇マリアによって空席だった駐フリードニア大使に任命される。それに伴い、ジーニャと共に二国間の共同研究の中心となる。
ジーニャの大ファンでもあり、ともに研究をすることになって以来すごい勢いでべったりとくっついており、ジーニャを逆に振り回せる、ある意味非常に稀少な存在。
対人関係
家族
長姉。グラン・ケイオス帝国女皇。トリルをフリードニアへ送り込んだ張本人。
次姉。何かと問題を起こすトリルによく説教している。大使任命後は、ジーニャとルドウィンの結婚生活を邪魔したことが発覚する度に「帝国に連れ戻すぞ」と注意する。
義兄。マリアの夫。
義兄。ジャンヌの夫。ユーフォリア王国王配・宰相としてトリルに振り回されつつ、その技術力を上手く活用する。
研究女子仲間
憧れの人。マクスウェル家の著書を読み込んでおり、顔も見ないうちから敬慕していた。フリードニア王国出身の科学者。
メルーラ・メルラン
ガーラン精霊王国出身のハイエルフ。研究者。
タル・オズミ
トルギス共和国出身の雪熊族の少女。職人。
その他
ジーニャの夫。トリルにより結婚生活を頻繁に邪魔される。
活躍・経歴
現実主義勇者の王国改造記
- 文庫9巻群像編三・四、文庫10巻第4章・最終章
- 大陸暦1547年~大陸暦1548年(15歳~16歳)
グラン・ケイオス帝国で研究をしており、失敗してジャンヌから説教される。マリアの提案でフリードニア王国に送られる。そこでジーニャ、メルーラ、タルと共にドリル(穿孔機)の研究を行う。
現実主義勇者の大国建造記
- 文庫11巻第4章、12巻8章・幕間話2、13巻10章(名前のみ)、14巻13章
- 大陸暦1548年~大陸暦1549年(16歳~17歳)
ジーニャを尊敬するあまり、よく彼女の工房に行っており、ルドウィンを拗ねらせたりと振り回している。
フリードニア王国とグラン・ケイオス帝国の首脳会談には、ジーニャの結婚生活を邪魔したことで、長時間の説教確定なので参加を拒否した。
メカドラ強化にも貢献していた。
共和国に帰国するタル達を見送る。
現実主義勇者の帝国建立記
- 群像の章7
- 大陸暦1552年、20歳
フウガによる帝国侵攻の際は次姉ジャンヌの指示でフリードニア王国に留まりソーマの庇護を受けていた。終戦後、ソーマとマリアの結婚によって政務経験豊富なマリアが大使の仕事を引き継ぐことになったためユーフォリア王国王都ヴァロワへ帰還した。
- 世界解明の章
- 大陸暦1553年、21歳
ハクヤとジャンヌの結婚式に参加する。
今後なにかやらかしてジャンヌから大目玉を食らったときは、ハクヤ義兄様のところに逃げ込むつもりでいる。
- 英雄挽歌の章
- 大陸暦1553年、21歳
ユーフォリア王国帰国後、ジーニャと引き離された鬱憤を晴らすかのように開発に勤しんでいる。
「城も守るばかりでは芸が無いですわ! 敵を徹底的に粉砕する城というものがあってもいいと思いませんこと!」と言って、城壁を改造している。更にハクヤが発明品を精査して、使えそうなものを引き上げている為、ユーフォリア王国の技術力を大いに底上げしている。
- 大陸暦1554年、22歳
世界大戦では、クーの依頼で共和国戦線に参加する。
大虎ケイオス戦争で奪取した旧ゼム領都市(タルス、レポルス)を持ち前の技術力で改造し、兵器の指揮をしていた。その途中、ナタと遭遇したが、ニケに助けられる。
ただし、逃走途中で吐き気がすると言ってニケを困らせている(第13話のコメント欄では2人がくっつくのではないかと噂されている)。
登場話
トリル・ユーフォリアの登場リスト。
作中日時 | 収録巻・出典 | エピソード名 | 出来事 |
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大陸暦1547年 | |||
11月末 | 文庫9巻群像編3 | 帝国の穿孔姫、ですわ! | トリル研究を帝国・王国で共同研究 |
11月末 | 文庫9巻群像編4 | 若様の覚醒、彼女たちの決意 | トリルの研究を共和国も加えて3国で共同研究 |
大陸暦1548年 | |||
2月15日 | 文庫10巻第4章 | 心を貫く | クーがタル、レポリナと婚約する |
4月1日 | 文庫10巻最終章 | 華燭の典 | |
4月頃 | 文庫11巻第4章 | 意見交換会 | |
9月 | 文庫12巻第8章 | 直接会談 | |
大陸暦1549年 | |||
1月 | 文庫12巻幕間話2 | 研究女子会(メカドラ強化計画) | |
2月 | 文庫13巻第10章 | 機械竜 | 名前のみ |
12月 | 文庫14巻第13章 | 来るものは拒まず、サル者は追わず | |
大陸暦1552年 | |||
8月4日以降 | 《群像の章7》第二話 | 『おうちにかえる時間です』 | トリル、ユーフォリア王国へ帰国 |
大陸暦1553年 | |||
1月下旬 | 《世界解明の章》第二話 | 『華やかなる宴の陰で(前編)』 | ジャンヌの結婚式 |
年末 | 《英雄挽歌の章》第四話 | 『エイエイオー』 | 名前のみ |