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ジャンヌ・ユーフォリア

じゃんぬゆーふぉりあ

ジャンヌ・ユーフォリアとは、ライトノベル作品『現実主義勇者の王国再建記』の登場人物である。
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「姉上は私が守ります!必ず、姉上もこの国も守り抜いてみせます!」


「これは貴方の妻となる者からの、可愛いおねだりです」


「姉上の名声に恥じぬよう、誠心誠意努めさせていただきます」


プロフィール

フルネームジャンヌ・ユーフォリア
肩書グラン・ケイオス帝国皇女、帝国陸軍総帥(文庫1巻~16巻)→ユーフォリア王国女王(文庫16巻~)
異名女マナス妹将軍
出身グラン・ケイオス帝国
生年月日大陸暦1528年(マリアの2つ下の為、大陸暦1546年時点で17歳)
種族人間族
性別女性
初登場話文庫2巻 戦後へのプロローグ
CV石川由依

概要

 マリアの妹で、3姉妹の次女。彼女の補佐を行っている。

マリアに比べると現実主義で、うまく帝国をまとめている苦労人

ソーマの推察によれば、現実的なジャンヌが足元を支えているからこそマリアが理想を掲げることが出来ている、とのこと。

グラン・ケイオス帝国の帝位継承権第一位の皇女。


 重職にある現在は落ち着いた性格の常識人だが、幼少期は父や外務大臣の外交に自分からついて行くほど活発な性格だった。魔王領出現以前、当時のエルフリーデン王アルベルトと帝国外務大臣の会談に無理矢理同行した際は、エルフリーデン王女リーシアと手合わせをして外務大臣に泣かれている。


 マリアより若い身で軍事を預かり、他国の宰相からも評価される指揮能力だけでなく、精鋭部隊が割って入れないような実力者同士の戦闘に介入して援護できるほどの武技を持つ。

この軍才で「女マナス」とも呼ばれている。


 長い金髪をポニーテールにして、軍服(下はミニスカート)+白銀の鎧+マントを着ている。

ポニーテールと凛々しい目もと以外は姉マリアと瓜二つ。


 風属性雷魔法の使い手。


 トップのへんてこりんな行動に悩まされているという意味ではハクヤと馬が合っており、定期的な会談が開かれるようになってからはさっさと交渉を済ませて残り時間で上司の愚痴を言い合う仲になっている。これは会談を適当に済ませているわけではなく、むしろ双方のすり合わせさえ済ませればそれで丸く収まる程度には、双方が双方の情勢を把握した落としどころをわかっているからこそのスムーズな会談であるためで、二人が非常に優秀であることの証明でもある。


 ……尤も、マリアはそれに輪をかけて優秀であり、能力面での補佐や精神面での甘えられる対象にはなれても対等の同胞や支えにはなりえない。本文中でもマリアとソーマの相性に対する認識など幾度となく見せられるそれは当人も自覚済みであり、ハクヤ相手にそれを零したことも。

 裏を返せば他国に人間であってもそういった弱音を吐けるぐらいにはハクヤを信頼している証であり、ハクヤも彼女のそういった言葉でソーマの在り方などにより理解ができていることもあってか関係は本当に良好。双方が両国の要人という立場についていることが足を引っ張っているといえるほどには深い関係を結んでいる。


 アミドニアの領土返還交渉の際、占領下にある公都ヴァンの城下でソーマと会い、その時の彼女の様子からソーマは帝国を「物語に出てくる悪の帝国でも驕った超大国でもなく、自らも必死に国を維持しようと務める強国である」と認識した。


 自国には思うところがあるようで、秘密同盟を結んだフリードニア王国を対等な盟友として見ることが出来る家臣が殆ど居ない現状を「肥大しすぎた国の弊害」と評価した。


 マリアから君主の立場を受け継ぎ、ユーフォリア王国として縮小した国の基盤固め(としての書類作成)に四苦八苦する。「マリアの補佐」「軍事を統括する将軍」としては優秀だったが、政務は苦手であることが判明。本来補佐であるはずのハクヤから指導を受けている。


人間関係

マリア・ユーフォリア

姉。良き主君として敬愛しているが、女皇としてのプレッシャーを常に背負っていることを心配し、ずば抜けた優秀さ故に頼りにしてしまい、自分は頼ってもらえないことを歯痒く思っている。


トリル・ユーフォリア

妹。他人に迷惑をかけがちな彼女に手を焼いているが、自分の好きな事に生きる様を好ましくも感じており、責務を果たさなければならない自分や姉の分まで自由に生きてほしいと思っている。

ユーフォリア王国帰国後、ジーニャと引き離された鬱憤を晴らすかのように開発に勤しんでいる。好事家なクーが、ゼムから奪った都市の改修をしてほしいと言うと、ジャンヌは『どうぞどうぞ』と手を差し出す仕草をした。

ソーマはトンネル工事などで面識があるとは言え、クーとトリルは混ぜると危険な劇薬な気がすると思った。


リーシア・エルフリーデン

フリードニア王妃。魔王領出現前、アルベルト王と帝国の外務大臣の会談で、同い年ということもあって一緒に遊んだ。


ハクヤ・クオンミン

「秘密同盟」「君主被害者の会」の盟友。放送会談で主君の愚痴を言い合う仲から、徐々に惹かれ合い、後に夫となる。

トリルの発明品を精査して、使えそうなものを引き上げて、ユーフォリア王国の技術力を大いに底上げしている。


ソーマ・カズヤ

フリードニア王。のちに義兄になる。

宝珠と簡易受信機を用いた放送会談という画期的なアイデアを提案されたことから、帝国の皇帝になってほしいと願うほど逸材としてみている。

マリアと結婚後は義兄上と呼んでいる。


ルミエール・マルコー

帝国内政官のトップ。軍学校時代の友人。努力家である彼女を「自慢の友人」として尊敬しており、彼女がフウガ軍に恭順して帝都ヴァロアを包囲したと知った時はショックを受けていた。

世界大戦では、ユーフォリア戦線という名のお茶会に参加時に顔合わせるが、お互い信念を貫いた結果の立場である為、遺恨はなかった。ジャンヌとガールズトークを交わして、昔から大人の包容力に憧れていることを話していた。


活躍・経歴

現実主義勇者の王国再建記

  • 文庫2巻(戦後へのプロローグ)~3巻
  • アニメ:第1部第1話・第13話、第2部第14話~
  • 大陸暦1546年、18歳前後

エルフリーデン王国とアミドニア公国の戦争終了後、アミドニア公国のヴァンを返還してもらう為、交渉役としてヴァンに赴く。この戦争はアミドニア公国に完全に非があるのだが、『人類宣言』を守る為、そして故郷である現実世界に帰れなくなったソーマに詫びる為、交渉前に挨拶に来る。

勇者召喚の条件は王国が支援金を捻出できない場合の帝国なりの気遣いであったことを話す。


交渉時では、初っ端から謝罪なしでヴァン返還を求めるユリウスに手を焼く。

人類宣言の加盟国である以上、要望に応えないわけにはいかないので、ヴァン返還を求めるが、アミドニア公国が陰で王国の貴族を扇動して、非協力的な態度を取るようにけしかけていたことに呆れる。

ユリウスに席を外させ、困った加盟国について詫びる。

リーシアと再会の挨拶をし、ソーマも姉と同じく政務室で寝起きしている話でハクヤと意気投合する。

ソーマの意向により両国で食糧事情、魔王領及び魔族・魔物などの情報共有をしてから、ヴァン返還の交渉をする。最後にエルフリーデン王国がなぜ人類宣言に加盟しない理由を聞く。

その上で王国と帝国との間で秘密同盟を結び、玉音放送で話せるよう取り計らい、両国に大使館を常駐させる意向を決める。

その時に、暴言許可を得た上でソーマに帝国に来て欲しいとお願いしたが、断られる(アニメでは輝いた顔でお願いしており、演じている石川氏の演技力も相まって可愛い)。

交渉終了後、帰国しマリアに交渉内容を報告し、勇者とは何なのか話し合う。


現実主義勇者の王国改造記

  • 文庫5巻幕間話1、6巻番外編1、9巻群像編三
  • 大陸暦1547年、19歳前後

王国・帝国間の交渉をハクヤとする。

料理、玉音放送を利用した番組制作などの国内情勢などを話す。マリアが女皇として孤独であることを打ち明ける。

マリアの自由奔放な行動に悩む中、ハクヤにワインを送り、ハクヤからワイングラスを送られる。

研究しては失敗してトラブルを起こす妹・トリルに手を焼いていおり、説教していた。


  • 文庫8巻
  • 大陸歴1547年

魔浪の発生により、「秘密同盟」に基づく援軍派遣要請のため、マリアとソーマの放送会談に同席する。


  • 文庫10巻第2章
  • 大陸暦1548年、20歳前後

サンドリアの父を騙した詐欺師と裏で繋がっていた有力貴族を処分し、

帝国代表のマリアに代わってサンドリアに謝罪した。


現実主義勇者の大国建造記

  • 文庫12巻第7章・第8章、13巻第8章・後日章2
  • 大陸暦1548年~1549年(20歳~21歳)

ギムバールの提案で、傭兵国家ゼムにてソーマとマリアの会談でマリアに同行する。ソーマの九頭龍諸島への艦隊派遣に反発するが、マリアがソーマへの協力を快諾したことで裏事情があるらしいことを察知する。


  • 文庫15巻第9章・10章・幕間話・11章
  • 大陸暦1550年、22歳前後

バルム・サミットで、マリアに同行する。


現実主義勇者の帝国建立記

  • 文庫16巻
  • 大陸暦1552年、24歳前後

帝国陸軍20万を率いジャモーナ城塞にてフウガ軍主力35万(大虎王国・ゼム・正教皇国の連合軍)を迎え撃つ。ゼム兵をフウガ軍の生け贄として利用したハシムの作戦を看破し、ナタとギュンターの一騎討ちに割って入る等、将軍・武人としての軍才や武勇を発揮し、フウガ軍に知勇兼備の名将として認識される。

ヴァロア停戦条約後は、グラン・ケイオス帝国からユーフォリア王国に縮小したため、敗戦の責任を取って退位したマリアに代わりユーフォリア女王として即位する。海洋同盟に加盟し、フリードニア王国との関係強化の名目で、黒衣の宰相ハクヤと婚約。


  • 世界解明の章
  • 大陸歴1553年1月下旬、25歳前後

ユーフォリア王国の首都ヴァロアでハクヤと結婚式を挙げる。その際、ユーフォリア家の女性皇族に代々受け継がれる豪奢なウェディングドレスを着ている。


  • 英雄挽歌の章
  • 大陸暦1553年年末、25歳前後

海洋同盟四カ国首脳会談に参加する。

呼び戻したトリルがなにかやらかさないか心配している。

大虎帝国との戦争に備えて、ソーマの計画に協力する。

  • 大陸暦1554年、26歳

世界大戦では、ユーフォリア戦線に参加するが、フウガとソーマの決着次第なので争う必要もなく、フウガ軍と盟約を交わす。

『もしフリードニア王国が大虎帝国に敗れたら、ユーフォリア王国は即座に大虎帝国に対して降伏する』

『もし大虎帝国がフリードニア王国に敗れたら、シュウキンたちは大人しく撤退する』

『その間は双方共に軍は動かさず、略奪行為なども行わない』

とこのような内容で、軍も動かすことなく大人しくしていた。

それどころか、両軍の上層部の間でお茶会をしており、ルミエールとガールズトークを交わす。


登場話リスト

作中日時収録巻・出典エピソード名出来事
大陸暦1546年
10月1日以降文庫2巻戦後へのプロローグ
10月下旬文庫3巻第2章ヴァンの街角での出会い
10月20日~21日文庫3巻第3章交渉
10月21日文庫3巻第4章盟約
10月22日文庫3巻第5章撤収
10月文庫3巻幕間話2そのときの黒衣
大陸暦1547年
2月某日文庫5巻幕間話1黒衣&妹将軍、ただいま交渉中
4月頃文庫6巻番外編1大使の帰還
11月末文庫9巻群像編3帝国の穿孔姫、ですわ!
大陸暦1548年
2月3日文庫10巻第2章ジンジャー、拭いさるジンジャー、サンドリアに求婚する
9月文庫12巻第7章初対面ソーマとマリアが直接会談する
9月文庫12巻第8章直接会談
大陸暦1549年
2月文庫13巻第8章会敵
2月末文庫13巻後日章2余波名前のみ
大陸暦1550年
数か月後文庫15巻第9章適材適所三勢力(6ヶ国)会談、シィルが女王となる
数か月後文庫15巻第10章バルム・サミットバルム医療宣言
数か月後文庫15巻幕間話リーシアとマリア
数か月後~8月半ば文庫15巻第11章終息
大陸暦1552年
4月文庫16巻プロローグ2 years afterカイト・ソーマ誕生。トモエ達が王立アカデミー卒業
4月末~6月文庫16巻第2章野望の再動傭兵国家ゼムがフウガの手に渡る
7月文庫16巻第5章交差し交錯する思い
8月1日以降文庫16巻第6章激突大虎ケイオス戦争勃発
7月~8月上旬文庫16巻第7章落花流水帝都包囲
8月上旬文庫16巻第8章海洋同盟の本気海洋同盟の武力介入
8月上旬文庫16巻第9章二年間の結実
8月上旬文庫16巻第10章落涙大虎ケイオス戦争終結
8月上旬文庫16巻第11章姉妹
8月上旬文庫16巻第12章決着停戦協議
8月上旬文庫16巻エピローグそれが彼女の生きる道
8月上旬頃《群像の章7》第二話『おうちにかえる時間です』トリル、ユーフォリア王国へ帰国
8月上旬頃《世界解明の章》プロローグ『国固め』
大陸暦1553年
1月下旬《世界解明の章》第二話『華やかなる宴の陰で(前編)』合同結婚式
1月下旬《世界解明の章》第五話『凸凹コンビ結成』サミがユーフォリア王国に行く
年末《英雄挽歌の章》第四話『エイエイオー』海洋同盟首脳会談


関連動画

ラジオ動画

<第17幕>現実主義言者の王国再声記

配信日:1月28日(金)

石川由依氏が参加


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現実主義勇者の王国再建記

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金髪碧眼


ヴァイオレット・エヴァーガーデン中の人&金髪碧眼繋がり。クールビューティーなところも共通。

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