ムルマンスク
むるまんすく
ロシア連邦の地名。及びそれに由来する物事。
ムルマンスク(Мурманск)は、ロシア連邦ムルマンスク州の州都。
モスクワから北に約1500km(稚内から北九州市までとほぼ同一)。北緯68度の北極圏。
ロシア海軍北方艦隊の基地がある。フィンランドの北端に近い場所だが、暖流のお陰で(この手の地域にしては)冬も暖かく、港が凍結しないので一年中使用できる。
第二次世界大戦ではソ連と北米を結ぶ北極海航路のソ連側の玄関口として戦略上非常に重要な都市となっており、大戦中にはドイツやフィンランド軍による砲爆撃を繰り返し受けて廃墟と化した。戦後には戦勝に貢献した「英雄都市」の一つとして優先的に復興が行われた。軍事上の要衝であったことから後述のように軍艦の名前としても使われている