ザック・パターソン
ざっくぱたーそん
概要
声:川島得愛
スコットランド・ヤード犯罪捜査部(CID)の警部。レストレードと同期の間柄にある。更迭されたアータートンに代わり、CID主任警部に昇格した。裏ではMI6の内通者として暗躍しており、事件やホームズたちの動きを常に監視しアルバートに報告している。「○○のよしみだ」が口癖。
身長188㎝、40歳(ジャンプフェスタの質問コーナーにて)
人物
黒髪に深い緑色の瞳の若々しい見目の男性。主任警部就任後、市民からは「相当な切れ者」と評判になっている模様(ノベライズ版3巻より)。
同期のレストレードを利用しつつも義侠心が強く真っ直ぐなレストレードの人柄を信頼している様子が見られる。レストレードの頼み事を頻繁に聞いてやっては、主任警部に就任後も彼の仕事を肩代わりしてやるなど気心の知れたやりとりからもそれが伺える。
またアータートン更迭後、レストレードが辞退したからとはいえ主任警部に就任したのは実力によるもので、就任後の市民の評判を見ても相当有能な人物であることは間違いない。
いつ頃からモリアーティの組織にいたのかは不明だが、モランが彼とウィリアムの出会いを知らなかったことからもしかしたらモランより早く出会っていたかもしれない。
基本誰にも穏やかな口調で冷静に話すがなぜかジャックには「ジジイ」呼びでぞんざいな口調。
モリアーティ陣営の中で二番目に年長であり、同じ年長組のモランとも気安いやりとりをしている。
#60の回想にて「正義のヒーローになりたくて警察に入った」という過去が明かされている。
だが腐敗しきった警察組織の闇に絶望し、飲まれかかった時にウィリアムに出会って救われたという。
そのためかウィリアムを「ウィリアム様」と呼び忠誠を誓っているが、「最後の事件」にてウィリアムの死に対する悲壮感が見られず#54では不敵な微笑を浮かべているなど心中が読みにくいところがある。
だが#66にて笑顔の戻ったウィリアムを優しい笑みを浮かべて見つめ、笑顔が戻ったことに安堵するなど大切に思っていることは確かであり、ジャックと並びどこか親目線のようなスタンスでウィリアムを見ている節もある。
「正義のヒーローになりたかった」ことやウィリアムと出会った当時既に警察官であったことから、ウィリアムを神や救世主として崇拝しているわけではないようでミュージカル第三弾のソロでも自身を「悪魔の使徒」と歌っている。
余談だが聖典ではホームズ陣営のキャラクターであったため当初様々な憶測を呼んだキャラ。
かなりのヘビースモーカーであり登場シーンのほとんどで煙草を吸っているほか、カラー扉絵でも煙草を咥えていることが多い。
「最後の事件」までは40歳、「空き家の冒険」からは43歳だが見た目が全く老けず一体どうなってるんだと読者の間で話題になっていたが#66にてついに公式でジャックに「美女の生き血でも吸ってるのか?」とあまりの容姿の変わらなさに言及されてしまった。
本当になんで全く老けないんだ。
なおアニメでは外見の若さに更に磨きがかかってしまっている。