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iDOLの編集履歴

2012-02-11 23:09:36 バージョン

iDOL

あいどる

iDOLとは、アニメ「アイドルマスターXENOGLOSSIA」に登場するロボット兵器の総称。由来は「Immortal Defender of Legatee(遺産相続人の永遠の守護者)」。

概要

「ドロップ」という隕石を破壊する為の隕石除去人型重機。

各iDOLはコアと呼ばれる部分から供給されるエネルギーを動力源としている。ちなみにこのコアは極めて複雑なシリコン構造体であり、人工的に作り出されたものではない(エピメテウスシリーズを除く)。コアを元に人型の胴体を取り付けたものがiDOL=隕石除去人型重機として活躍している。コアとなるシリコン構造体は全部で5体存在する。


オリジナルの5体のiDOLはプロメテウスシリーズと呼ばれている。名の由来は人々に火を与えたとされる神プロメテウス。


他国ではドロップの破壊は核ミサイルで行うが日本には非核三原則が存在するため大量破壊兵器の保有が認められておらず、日本独自の技術でiDOLを開発しiDOLによるドロップの破砕作業を行っている。そのため、iDOLは日本にしか配備されていない。また、「ゼノグラ」内でアイドルマスターとはiDOLを操縦するパイロットのことを指す。


分かりやすく言うなら宇宙から来た異種生命体で、ほぼ全機が色々とネタにされている。


インベル

全高38.83m
重量232.27t
メインカラー白(胸部は後にピンク)
ナンバーPROMETHEUS1
マスター天海春香、如月千早
名前の由来月の地名「雨の海」(学名:Mare Imbrium)

主人公機。16年間閉鎖された第七格納庫に収納されていたが、春香の声に反応し起動。以降春香の搭乗機となる。春香のために度々無人で起動することもある。

胸部のピンク色は春香の好きな色で、8話で律子らに塗り替えられた。千早に奪取された際は白になっているが、最終話では再びピンク色に塗られている。後に戦術核並みの破壊力を持つ追加武装「ファウストシュラーク」が装備された。

最終話にて不安定化したアウリンに他のプロメテウスシリーズと共に突撃。春香を乗せたコクピットを強制排除し、命と引き替えにアウリンを安定化・消滅させた。

何よりも春香が好きで、最後の出撃をした理由も他のiDOL達と違いあくまでも「春香のため」で、地球のことはオマケに考えていたらしい。また春香の(ほぼ盗撮同然の)写真を大量に保存していたり、エンディングの全裸で回転する春香はインベルの妄想(公式)であったりなどの点から、視聴者からは「盗撮ロボ」「淫ベル」などという不名誉なあだ名をつけられてしまっている。

また主人公機にもかかわらず「敵に一度奪取される」「負け星が多い」など、戦闘面での扱いは若干不遇。ただし、それ以外での成績は良好。


ネーブラ

全高37.90m
重量228.4t
メインカラー黄色とオレンジ
ナンバーPROMETHEUS2
マスター水瀬伊織、菊地真、三浦あずさ
名前の由来月の地名「霧の沼」(学名:Palus Nebularum)

インベルと共にアイドルマスター課に配備されているロボット。インベルが春香しか乗せないのに対し、こちらは多くのマスターの登場を許す。その代わり一度拒絶したマスターは以降決して乗せようとしない。整備担当からは「人見知りはしないが、喧嘩すると恐い」と称されている。主に過剰なまでに乱暴に扱われたり、大破させたりするとそのマスターを拒絶する傾向にある。実際作中では真がはっきり拒絶され、更にその前はあずさも拒絶されている。

一度iDOLを無人運用する装置「マスターユニゾン」を装着されたが、ネーブラ自身がそれを拒絶して暴走、人格消滅の危機に陥る。その際は伊織が命がけでマスターユニゾンをパージしたことで、事なきを得る。

ちなみに昔(伊織が子供の頃)に伊織と会っており、その際に伊織の写真を保存している。真が拒絶されて以降は伊織が正規のマスターとなる。ヒエムスとの戦いでは大破したが、伊織の想いに応えるかのように再起動している。

後に追加武装「ツィードラート」が装備され、エピメテウスを相手に一騎当千の活躍を見せた。

最終話にてヒエムスと共にアウリンへの活路を切り開いた後に爆発。その際伊織を乗せたコクピットを強制排除している。


ヌービアム

全高41.61m
重量234.2t
メインカラー黒と赤
ナンバーPROMETHEUS3
マスター如月千早、萩原雪歩
名前の由来月の地名「雲の海」(学名:Mare Nubium)

敵対組織であるトゥリアビータが唯一奪取したiDOL。マスターである千早の能力の高さも相まって、強力な戦闘力を有する。さらに雪歩が搭乗した際も圧倒的なパワーでインベルを戦闘不能に追いこんでみせた。

千早が雪歩を連れてきた時から雪歩を見ており、その頃の雪歩の写真を保存している。後に「シュープボーラー」が追加装備された。

最後は自分の意志で起動、インベルと雪歩を庇い衛星兵器「ウルトゥリウス」にコアを撃ち抜かれ完全に機能を停止、さらにコアはアウリンに吸収されてしまう。オリジナルの5体の中で最初に消滅したiDOLとなった。


テンペスタース

全高46.35m
重量256.3t
メインカラー
ナンバーPROMETHEUS4
マスター双海姉妹
名前の由来ラテン語で荒天・嵐(Tempestas)

7年前に起きた事件で行方不明になったiDOL。起動実験中に突如暴走し、マスターである双海真美と共に消失。

その後トゥリアビータに拉致された双海亜美の前に突如出現し、雪歩の操縦するヌービアムと千早の操縦するインベルを圧倒的パワーで退けた後、双海真美を亜美に託し自己犠牲同然の行動に出てウルトゥリウスを防ぎコアを残して消滅。その後はコア単体で運用されている。

最終話でネーブラの腕にくくり付けられ、アウリンへの活路を切り開く。後に消滅する際には双海姉妹に別れの言葉を残した。

前述の暴走事故は実験中に重傷を負った真美を治癒するため行ったことだったのだが、この影響で真美は見た目は12歳だが精神年齢は5歳のままになってしまっている。そのため「幼女拉致監禁ロボ」「誘拐犯」などと言われることも。

戦闘能力に関してはiDOLの中でも最強クラスで、ほぼ完全な自立稼働にもかかわらずインベルとヌービアムを一蹴している。他、ファンネルのような浮遊砲台も装備。さらに他のiDOLのコアに干渉し、その動きを止める波動やエピメテウスを引きよせる波動を出すことが可能。


ヒエムス

全高40.87m
重量249.4t
メインカラー白と金
ナンバーPROMETHEUS5
マスター菊地真
名前の由来月の地名 「冬の湖」(学名:Lacus Hiemis)

アイスランドにあるグリムス山に眠っていた最後の1体。他のiDOLとは異なる細身のフォルムを持つ。

初登場時は真の操縦技量もありネーブラを完膚無きまでに粉砕するも、後の東京決戦では互角に渡り合われている。後にネーブラを助けた際には、今までのけじめとしてわざとネーブラに殴られるという男らしさを見せている。

最終話にてネーブラと共にアウリンへの活路を切り開いた後に爆発。その際真を乗せたコクピットを強制排除している。

登場した時期もあり、上記の4体と比較するとさほど問題行動はないが、真をネタにして「男の子を好きになった」と言われることもある。ちなみに性別は女性説も出ているが、真偽は不明。

元々対iDOL戦を意識して作られた為、iDOL本来の運用目的である隕石除去には若干不向きな面が見られた。


エピメテウス

全高31.63m
重量重量227.5t
メインカラー
ナンバーEPIMETHEUS
マスターリファ
名前の由来プロメテウスの弟「エピメテウス」

人工的に作られたiDOL。基本的にマスターの登場は必要としておらず、無人運用されている。

オリジナルのiDOLと比べて耐久性にやや難がある。マニピュレーターが爪状になっており、腕をワイヤーで射出することが出来る。また、亜美曰くコアの音色は「聴くに堪えない酷い音」らしい。

東京決戦時には凄まじい数が現われるが、大半はネーブラとヒエムスに撃墜され、トゥリアビータ本部消滅と共にコントロールを失い、全機が機能を停止した。

ちなみにリファが操るエピメテウスのみ外装が異なっている。

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