概要
作品の中心となる思想内容や、議論の目的として取り上げられる問題項目。
話題やお題目とも呼ばれる。
創作作品の制作においては、上記の意味合いに加えて「作者が描きたい(書きたい)こと」を言う意味で使われることがある。
総じて「どんな事を目的として」「どんな環境・前提の元」「どんな作風をウリにするのか」という信条であり、各々の作品に人を惹きつけ、長く愛される柱ともいうべき概念でもある。
当然、初めから碌な芯が無い作品は中身も曖昧になり、人が一時以上に魅せられる事はない。
逆に言えば、連載の過程でそこがブレたり変わってしまうと、それを好んで付いてきたファンが去ってしまう要因にもなり、そのまま作品自体が畳みに入ってしまう場合も少なくない。
原因としては、展開のコントロール失敗や、作者自身の磨耗・価値観変遷が挙げられ、以降の姿勢も拝金主義や殿様商売などに変わってしまう事もしばしば。