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柳本顕の編集履歴2022/03/07 05:52:24 版
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柳本顕

やなぎもとあきら

柳本顕とは日本の政治家。2015年まで大阪市議を務め、大阪市長選に2度立候補し共に落選。そのあと普通じゃない方法で2021年に自民党所属の衆院選議員となる。

概要

1974年1月28日生まれ

叔父は元国会議員、亡き父は元大阪市議という西成区を拠点とする政治家一家生まれのボンボン。

25歳の頃に父が急逝したため、地盤を継いで大阪市議となり活動していた。

大阪維新の会を嫌っており、大阪都構想の住民投票では反対派の旗振り役として活躍した。

腰が低く口調は丁寧なので真面目に見られるが慇懃無礼とも言うべき言動が目立つため、自民党内でも反感を抱く人がいる。

大阪市長選

2015年に大阪都構想が1度目の否決となったあとの大阪市長選にて橋下徹が後継として吉村洋文を候補として送り出した。それに対抗して柳本顕は反維新の代表として立候補したが落選。

2019年に2度目の大阪市長選が行われる際、前回同様反維新の代表として出馬を要請されたが参院選出馬のため一度は断った。しかし他の候補予定者も断っていったため、周囲が無理矢理柳本を候補として擁立した。(その時参院選出馬も取り下げられた)結果落選したうえ参院選出馬にも復帰出来なかった。

衆院選に立候補

2021年まで議員の資格がないまま過ごしていたが、彼が拠点とする西成区が属する小選挙区大阪3区(自公連立の関係から公明党が拠点とする選挙区)の自民党支持者からの「これ以上公明党を応援できない」という意見を盾にして第49回衆議院議員総選挙自民党を離脱して無所属で大阪3区に出馬するという暴挙にでた。

自公連立が崩壊して落選する自民候補が多く出る恐れがあるため、自民党本部は代替案を提案するが聞き入れなかった。

更なる代替案としてほぼ当選確実な「比例専属近畿ブロック単独2位」という異例の待遇を提示すると、これには同意して大阪3区の出馬は取りやめた。そして選挙日当日の投票締切とほぼ同時に当選。

しかしそれは大阪3区の自民支持有権者に対する裏切りのみならず、大阪の小選挙区の自民候補にとっても怒りを募らせるものだった。ただでさえ日本維新の会の勢いが強くなり劣勢の状態にトドメをさすかのように大阪の小選挙区の自民候補15人は全員落選。比例復活も15人中2名のみという惨めな結果となった。

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