2.仕事へ真摯な者。
3.堅物、私生活を顧みない人。
特徴
※第三ケースについて記載
【利点】
- 責任感が強く、妥協を許さず責任を持って仕事に挑んでいる。これにより「責任感を持って仕事をする」→「その過程が成功へつなぐ」→「やりがいを得る」という循環システムが生まれていき、仕事への情熱が強くなっていく。
【問題点】
- 朝早く起き、一番に出社・労働をする。 定時に帰宅することもできるのにもかかわらず、最終電車ギリギリまで会社で労働をしていく。 急ぎの仕事があるわけでもなく、休日のはずなのに休日出勤をしてくる。
- 辛いと思うはずなのに、【仕事が楽しい】ので苦になっていない。【生きるために働く】のではなく【働くために生きている】ようになる。
- 仕事が楽しすぎて、仕事とリンクさせてしまい話題が全て仕事の話になってしまう。しかも『生活費のため』や『家族を養う』などプライベートや会社が二の次の価値観が理解出来ない、しにくくなる。
- 趣味に打ち込んだり休日を過ごしたりする「プライベートの時間」を持たない。特にこう言った人間は、定年後はやる事がなく打ち込めるものもなくなり一気に老け込んだり、逆に新たな趣味に過剰にのめり込んだり、果ては刺激を求めてギャンブルや浮気などに道徳的な道を踏み外した行為に歯止めが効かなくなることがある。
- 仕事に打ち込み過ぎるがゆえに、食事は栄養バランスが取れたものではなくカップ麺を始めとしたインタント食品や菓子パンで手早く済ませる。
- 睡眠時間を削って仕事に打ち込む時間を作り、仕事をする時間を確保する。
- 働いてればオマケで子どもが育ち家庭は成り立つものだと誤解し、自分が存続・繁栄させた成果である会社に愛着を抱き、家族より可愛いとさえ感じるようになる。そのため、「世界一可愛い(と勝手に思っている)会社に尽くす事より楽しいことはない」からと善意で過剰な労働を割り振り、強いる上司になりやすくなる。
対策
『自分、仕事人間になってしまっているのでは・・・?』と感じた人は以下のことに気を配るといいだろう。
【家族や友人を無下にしない】
親しい友と過ごす時間、既婚者であるならば妻や子供と過ごす時間を「もったいない」と感じて切り捨ててはいけない。
仕事に打ち込むのは大事なことだが、「親しい人と一緒の時間を過ごす」というのは生きていくうえで必要なことである。
【相手に休日出勤や時間外の労働を求めてはいけない】
会社のメンバーの中には「仕事も大事だけど、自分の趣味も大事なんですわ」という者や「確かに仕事は大事ですが、自分には【妻や子供と一緒に過ごす時間】も大事にしたいんです」という者もいるので、自分の物差しだけで価値観を決めたり一つの視点だけで観ず、その人の価値観を受け止めて認めることも大事なことである。
【身体を無理させてはいけない】
仕事に打ち込み過ぎて食事の時間と睡眠の時間を削った代償で体調を崩してしまっては、本末転倒である。
「栄養のある食事」と「身体を休ませるための十分な睡眠」は、生きていくだけではなく【健康な身体作り】をして【より良い仕事をする】ために必要なものである。