概要
腕や足が袋状の構造やベルト、鎖で拘束される服。完全に着せられるとほとんど動けなくなる。また、用途上当然だが自力での脱ぎ着は不可能である。袖が長く、腕を前で組ませて、袖の先端を背中に回して拘束するタイプが一般的で、後ろ手で拘束するタイプは珍しい。その理由は以下の通りである。
元々は、警察施設で拘束した犯罪者や医療現場で自傷行為に及ぶおそれのある患者の行動を抑制する為のもの。あくまでも動きを抑制することが目的であり、対象の体に負担を強いるものではない。そのため、後ろ手で拘束するタイプは現在ほとんど見られない。
また拘束具としてSMプレイにも用いられる。
前述の通り拷問用と誤解されることがあるがそれは本来の用途ではない(が、拷問同然の不適切な運用がなされているという指摘もある)。