概要
アイテム番号 SCP-085
オブジェクトクラス SAFE
SCP-085とは、怪奇創作サイトscp_foundationに登場する異常存在の1つである。メタタイトルは、「手書きのキャシー」。
SCP-085は、SCP-914と、SCP-067間で行われた実験の産物である。何異常存在増やしとんねんと言うのは禁句です。
SCP-085は「キャシー」と呼ばれるのを好み、彼女は完全に意識を持っており、3次元世界と彼女の2次元世界の隔たりを把握している。声を出すことはできないと思われるが、手話を使って会話をすることはできる。
また、2つの面が同一平面にある限り、SCP-085は1枚のイメージからもう1つへ移る能力も示した。SCP-085が描かれる隙間が無い画像(例えば反復するパターン)に入る場合、絵は背景画像に変わる。そこでは画像の終わりのない平面としてSCP-085は認識している様だ。
現時点では、普通の紙、キャンパスにしか移動はできない。
SCP-085は同じぺージの上であれば、どんな描かれた物とでもまるでそれが本当であるように相互作用することができる。たとえば、彼女は手書きの衣類を着ることができ、スケッチされた車でドライブする事ができ、ペイントされた飲み物を飲む事ができた。動物と人間を除いて、どんな描かれた物でもSCP-085と接触していると動くようになるが、接触が離れるとすぐにその位置に停止する。海の波や木々の揺れなども、SCP-085によって動作させられるまでは平衡を保って落ち着いていることがわかっている。
当初SCP-085は、自身が3次元世界中の2次元物の中にあるという状態を知っていなかった。
SCP-085の精神的な苦悩を防ぐため、その本当の性質を知らせないことをセキュリティプロトコルは義務づけていた。認識された「現実の世界」は夢または悪夢と表現され、SCP-085は黙示録後の世界で最後に生き残っている人間であり、他の生存者を探しているというシナリオを示していた。
いた。
"この偽装は、SCP財団研究者がうっかり収納施設にSCP-085の取扱方手順のハードコピーを持ちこみ、それにコンタクトされるという事件の際にすぐに破れました。SCP-085が元のドキュメントに戻る頃には、その本当の性質に気づいているようになりました。"
やらかす財団。
これによってSCP-085は臨床的鬱病の徴候を示し始めた。
現時点では、回復傾向でエッシャーの騙し絵を楽しんだり、渡された車の技術的な紙面に興味を示したりと何かと財団のアイドルとして見られている様子。
関連タグ
SCP-496-JP同じ紙面上のSCP