マゾヒスト
まぞひすと
マゾヒスト(Masochist)とは、肉体的・精神的苦痛を受ける事に喜びを感じる人の事。
概要
語源はオーストリアの貴族で作家(小説家)でもあったザッヘル=マゾッホ(レーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ)から。
略称として「マゾ」、頭文字をとって「M」と称される場合もある。
度が過ぎると「ドM」になる。
また、そのような嗜好はマゾヒズムと呼ばれる。
対義語はサディスト。
サディストとマゾヒストの掛け合いを「SM」という。
サディストを兼ねてる場合はサドマゾヒストと呼ばれる。
サディストと同様、大抵は否定的に見られがちであり、度が過ぎれば「普通の神経の持ち主じゃない」などと揶揄、軽蔑される事もしばしば。
下手をすればマゾヒスト自身がDV(ドメスティックバイオレンス)などに巻き込まる危険性もある。
気を使ってほしいマゾや虐めて下さいというSMプレイでよく見かけるサービスのS、満足のMのマゾも存在するが、サドに喜ばれる反応を考えるという、真性サドをも心から楽しませたりする真性マゾもいたりする。真性マゾは真性サドでもあるかもしれない。マルキ・ド・サドは実はマゾヒストでもあったらしい。
殴られてイってしまったり、性的に快感を覚えてしまう場合はマゾヒストではなくアルゴラグニア(苦痛性愛、algolagnia)となる。
ちなみに成長過程によってはこういう性格になってしまうのが主な原因なんだろうか。できる限りは、専門家の意見を優先して聞いておくことを推奨。
マゾヒストなキャラクター
※ドMの項目を参照。