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普通な彼女の、変わった物語。

ストーリー

普通にローカルヒーローが暮らし、普通に彼らと戦う悪者も暮らしている九州地方の福岡県。

そんな彼らを羨んでいた一人の女子高生・山田真子。赤子の平均身長・体重ジャストで生まれてこの方テストも体力も平均値、好みのタイプも発想も平均的な彼女は「普通じゃない、特別になりたい」という思いを抱いていた。

そんなある日、クラスの文化祭委員に指名されてしまった彼女はシャベリーマンに誘拐され、刀の鞘の姿を持つ存在・切袴(きれこ)を目覚めさせ戦士MAKOに変身してしまう。

恋に文化祭にヒーロー活動。

これは"普通"の女子高生の"変わった"物語なのである。

3期からの登場人物

山田真子/MAKO(演:藤松宙愛、スーツアクター:五味涼子

鯛博高校に通う3年生で、福岡に実在する明太子屋「ふくや」の一人娘。

生年月日は2005年1月10日(「明太子の日」)。

ストーリーに書かれたスペックに加え、カレーは中辛派、麺はバリカタ派、好みのタイプは優しい人と生まれてこの方平均を悉く叩き出す"普通"すぎる少女。ゆえに「特別な存在になりたい」気持ちをずっと抱いていた。ヒーローとしては駆け出しであり、ヤバイ仮面(+チンピラ)から自身を二度も救ってくれた田中次郎/ルーキーにヒーローとしての師事を頼み込む。

ローカルヒーローが跋扈していることもあって正体は家族も含めて全く隠していないが、思いを寄せているクラスメイトの大輔は例外。

上記の通りスペックこそ普通だがイチ有名企業の娘という身の上は"普通"から程遠く「でも私は思う… ふくやの娘ってだけで普通ではn」と公式サイトでもネタにされている。

番組開始に合わせ、現実でも切袴共々ふくやの公式キャラクターとなっている。

名前の由来は明太子の最上品質「真子(まこ)」。主に贈答用に加工される。

切袴(声:間島淳司

真子の変身アイテムである刀(の鞘)に変形できる謎の存在。本人も名前以外の記憶がない。

真子の「特別になりたい」という強い思いに反応したかのように福岡藩主黒田家墓所で覚醒。真子を「姫」と呼んで慕っているが若干過保護気味。自称「真子の心のマスコット」。

名前の由来は、明太子の不揃いであったり端が少し切れている状態を指す「切れ子」。主に家庭用に加工される。

七味涼子(演:白石優愛)

真子の友達でクラスメイト。真子が任された文化祭の出し物考案に協力、グレイト2の誤配を切っ掛けに「明太ピザ」を発案(実際にピザクックとふくやのコラボ商品として「明太スーパースターフォー」の名前で販売された)。

ヒーローになった真子を全力で応援している。

伏見明峰(演:川村海乃)

真子のクラスの学級委員。トレードマークは眼鏡。

「受験生なので文化祭は普通に済ませたい」という理由で"普通"の体現者である真子をクラスの文化祭委員に任命した。

吉原大輔(演:森山廉之介)

真子が思いを寄せるクラスメイト。性格は温和。2話連続でカツアゲに遭ってしまう不憫な面を持つ。

山田見子(演:別府あゆみ

真子の母親。キャリアウーマンにして娘の変身も切袴の同居も許容するメンタリティの持ち主。

中の人はかつて桃色の魔法使いであり、早速2話では変形した切袴を見て「ランプの妖精みたい」と言及している。

テツ(演:松本享恭

仲間二人を引き連れているヤンキー。

令和なのに高校生にカツアゲを行っており劇中でも突っ込まれている。現状ヤバイ仮面出現のダシにされる日々。

中の人はかつて闇医者でスナイパーだった。