概要
物語の起点となる作品。
ゲルテナ作品の内で、特に有名な作品の一つ。
壁一面を使って展示されている、非常に大きな絵画である。
ネタバレ注意
※ここから先ははフリーホラーゲーム『Ib』のネタバレについて説明しています。
ゲームクリア及び視聴後の閲覧をお薦めします。
フリーゲーム版では2階のスペースに展示されており、リメイク版では美術館の3階の休憩スペースであるはずの場所に展示されている。周りには観覧客は1人もおらず、他の作品もなく孤立した形で展示されているのは共通している。
主人公であるイヴが両親に連れられた美術館で、この絵画を発見した事から全てが始まる。
イヴには読めないため、「???の世界」と表示される。
不思議な世界からの脱出後、この場所を後にするとこの絵画は最初から存在しなかったかのように消えており、閲覧不可になる。ゲルテナが実際に描いた作品かどうかも怪しく、考察の余地がある。
またその後近くの大人に話しかけると、この美術館で一番大きな絵は「深海の世」だと答えるので、この絵が本来の美術館には存在しないことを裏付ける証言にもなっている。
現実世界でのこの絵画は、イヴとギャリーが閉じ込められる不思議な世界が描かれており、不思議な世界の中からの絵画では、外の景色(現実世界)が描かれている。