シュトゥルモヴィク
しゅとぅるもゔぃく
軍用機の機種区分の一つ。一番有名なものは「IL-2」。一般に「攻撃機」と訳されるが、実態は「襲撃機」のほうが近い。
概要
「シュトゥルモヴィク(露:Shturmovik)」は、ロシア圏で用いられる軍用機の機種区分の一つで、主に「攻撃機」と訳される。(直訳すれば「襲撃機」となるがあまり一般的ではない。ただし、旧日本陸軍の軍用機区分の「襲撃機」はシュトゥルモヴィクと役割が類似している。)。
主に敵戦車部隊や陣地などを相手取るための機種で、対地攻撃、地上支援に主に用いられる。
特に有名なものが第二次世界大戦で活躍したイリューシン「IL-2」だが、この機体の固有名称ではない。大量産され、世界最大の地上戦闘であった独ソ戦で大暴れしたために機体愛称のように広まってしまった。
近年では、「Su-25」(NATOコード「フロッグフット」)などがある。