オレに殺されるべきなんだ―――っ!!!!!
むいみなわるあがき
以下、フリーザ編の物語の核心にせまるネタバレあり
(オ……オレは宇宙一なんだ……!!)
(だから……だからきさまはこのオレの手によって死ななければならない……!!!!)
「オレに殺されるべきなんだーーーーーっ!!!!!」
概要
ナメック星人を蹂躙し、ベジータやクリリンを殺害し、悟空をあと一歩のところまで追い詰めるなど暴虐の限りを尽くしたフリーザ。しかし怒りのあまり超サイヤ人となった彼になすすべもなくボコボコにされる。
最後の奥の手であるデスソーサーも「クリリンのまねじゃねえか」「こんなものがとっておきとは見損なった」と吐き捨てられ完全に理性を喪失し、デスソーサーの操作を誤って自らに直撃。下半身と左手を失ってしまう。
虫の息となり、このままではナメック星の爆発に巻き込まれるだけとなったフリーザは宇宙の帝王の面影も戦士としてのプライドも消え失せた惨めな命乞いをする。
当然悟空は拒否するものの、あまりの哀れさに思うところがあったのかナメック星から脱出できるだけの気を分け与え、先に脱出を試みる。
しかし、自分からプライドを捨てて命乞いをしたにも関わらずフリーザは悟空の態度に逆ギレ。
背を向けて立ち去ろうとする悟空に対し、フリーザは威厳もへったくれもなく上記の台詞を叫びながら渾身の不意打ちを放つが、それすらも読んでいた悟空にカウンターのエネルギー波を叩き込まれ、そのままナメック星の爆発に巻き込まれた…と、思われたが………。
悟空「どうしようもねえバカなやつだ………オラは最後のチャンスをあたえてやったんだぞ……」
アニメ版台詞
アニメ版においては
(オ……オレは宇宙一なんだ……!!)
(宇宙の帝王、フリーザなんだ……!!)
(だ……だからァ……きさまはっ……サル野郎のきさまはっ!このオレの手によって!!死ななければならないっ!!)
(き、き……きさまは……)
「オレに……!オレにっ!殺されるべきなんだーーーーーっ!!!!!」
……という形となっている。
フリーザ役の中尾隆聖氏の屈辱にまみれた声色は一聴の価値ありである。