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第38回BCディスタフの編集履歴

2022-05-24 22:12:40 バージョン

第38回BCディスタフ

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消耗戦を制したのは、日の丸を背負った"帯同馬"だった。

概要


西海岸のデルマーで行われた2021年のブリーダーズカップ。この年の牝馬レース・ディスタフはレトルースカマラサートシーデアズザデヴィルアズタイムゴーズバイなど国内の精鋭ぞろいになった。ここに唯一の外国馬として、日本からマルシュロレーヌO.マーフィー騎手で参戦することになった。

欧州からはマーフィー騎手の他にデットーリ騎手が地元のブルーストライプを担当することとなった。


出走馬

米国は日本と同じくゲート番をそのまま馬番とする。

ゲート番年齢騎手
1プライベートミッション3F.プラ
2ロイヤルフラッグ5J.ロザリオ
3マラサート3J.ヴェラスケス
4ブルーストライプ4L.デットーリ
5クレリエール3R.サンタナJr.
6レトルースカ5I.オルティスJr.
7ホロロジスト5J.アルバラード
8シーデアズザデヴィル4F.ジェルー
9アズタイムゴーズバイ4L.サエス
10マルシュロレーヌ(JPN)5O.マーフィー
11ダンバーロード5J.オルティス

展開・結果


まず最内枠のプライベートミッションがハナを奪い、1番人気レトルースカが2番手、アズタイムゴーズバイ、シーデアズザデヴィルという形で縦長の展開に。位置取り争いで400m21秒99、800m44秒97という驚異的なハイペースとなり、プライベートミッションとレトルースカら逃げ先行勢は早々に一杯になって後退、今度は後方待機していたマルシュロレーヌとマラサートがまくって上がってきてマルシュロレーヌが先頭に立ち、内から叩き合いながら伸びてきたダンバーロードの追撃をハナ差振り切ってゴール。国内の牝馬限定重賞4勝の実績を持ちながらも、先にフィリー&メアターフを制したラヴズオンリーユーの帯同馬の扱いをされ9番人気(単勝50.9倍)の伏兵扱いだったマルシュロレーヌが、きつい前傾ラップの消耗戦を制して米国ダート牝馬の頂点に立ったのだ。

上位人気は2番人気マラサートが何とか3着に入ったものの、1番人気レトルースカは失速してブービー10着の大惨敗となった。

この勝利がフロックでないことは、翌年の中東遠征で大挙出走した馬たちが示していくことになる。


着順馬番人気着差
110マルシュロレーヌ(JPN)9
211ダンバーロード7ハナ
33マラサート21/2
45クレリエール5アタマ
52ロイヤルフラッグ31/2
68シーデアズザデヴィル45
74ブルーストライプ10大差
89アズタイムゴーズバイ8ハナ
97ホロロジスト11大差
106レトルースカ12
111プライベートミッション65

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