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概要

主人公のカムイに仕えるメイドの少女。

氷の部族の族長クーリアの娘で、フェリシアの双子の姉。

極度のドジっ娘である妹と違い優秀であり、優しく気配りのできる性格。

しかし真面目な性格故に責任感が強く、物事を重く考えてしまう一面がある。

また、周囲の人々と距離を置いている節を見せている。

ドジな妹を姉として守ってやりたいと思っており、フェリシアもそんな姉に憧れを抱いている。

その反面、妹と比べると戦闘は苦手と語っており、父親との稽古では妹のほうが褒められることが多かったとのこと。

もっともゲーム内のステータス的には二人にそれほど大きな差はない。むしろフェリシアをあまり育てていなければフローラのステータスのほうが高くなることがある。

実は同僚のジョーカーに対してひそかに恋心を抱いている。

しかし実際に参戦した際は主人公とフェリシアとしか支援が発生しない為、絶対に恋が成就する事はない。

フローラと主人公(男)が結婚した後のマイルームでの会話パターンの一つ、「私には、あなただけです」が割と笑えない。

DLC「絆の暗夜祭」ではジョーカーとの会話があり、ジョーカーから「お前の気持ちは俺にしっかり届いているぞ」といわれ激しく取り乱すなど普段の冷静な彼女とは一変した一人の少女としての姿を見ることができる。ジョーカーはフローラのことを使用人として高く評価しているが、彼女からの好意には気づいていない。

フェリシアと違い自身が氷の部族をけん制するための人質であることを自覚している。

そのため、3つのシナリオ全てで敵対することになる。

暗夜王国編では隙を見て故郷へ帰還し、父とともに反乱の準備を行っているところで、反乱の平定に来た主人公一行と戦う。

白夜王国編では、主人公が白夜側についたことで、ガロンから、主人公の抹殺か、一族もろとも滅びるかの二択をつきつけられてしまう。葛藤の末に主人に弓を引く道を選び、彼らを部族の村へ引き入れ、奇襲をかける。

透魔編では、白夜王国編同様に、部族を人質に取られ、部族の戦士たちを率い、カミラたちとともに主人公らを襲撃する。

戦闘では主人公の他にフェリシアとジョーカーとの場合でも会話があり、

ジョーカーの場合は上述の内容の通り思い詰めており「出来ればあなたとだけは戦いたくなかった…」とまで言い切っている。

当のジョーカーは主(主人公)を何故裏切ったのかと聞き入れはしないのだが…

顛末はルートによって異なり、暗夜篇と透魔篇では、主人公の説得を受け引き下がり、ストーリーを終盤まで進めマイキャッスルの魔道砲台を強化する事により味方参入する。

白夜編では、部族の命運を握られたとはいえ、主に弓を引いたことを悔み、思いつめ、償おうとし…。

氷の部族であるため体温は常人よりも低く、マイルームでの触れ合いでは主人公を気遣うことがある。

また、彼女もフェリシア同様に、感情が高ぶると吹雪を起こす。とはいえ、妹ほど感情の起伏が激しくはないので、早々めったなことでは起こらない。透魔篇ではフローラの魔術で凍結した海上が戦場になる。

軍の中で一番、嫉妬心が強い。

立場を顧みることなく主人公の側についたフェリシアを羨んでいる節がある。

戦闘面でフェリシアに引けをとっていることにも少し嫉妬しており、このことがフェリシアにちょっとした誤解を与えてしまったが、自分の嫉妬心を打ち明けたことで解消している。

公式人気投票では女性キャラクターの中では8位となっている。

人気の高い傾向のある王族を除くとオボロに次いで2番目であり、割と人気である。ちなみにこれはフェリシアよりも上位である。

さらに言うと隠しユニット扱いなのか公式のHPには彼女の紹介は載っていない。事実上ゲームでの出来事等で上位になっていると考えるとゼロやオボロよりも少ない情報の中で人気になったのである。

フェリシアやジョーカーに比べストーリーや支援会話では不遇な面があるが、主人公が男の場合、子世代を全員登場させる都合上フローラを嫁にするユーザーが多いとか(特に暗夜)。

ユニット性能

妹共々初期兵種はメイド。但し終盤参戦という事もあり通常の上級職扱い。

性能は可もなく不可もなくと言ったところ。

パラレル先はマーシナリーとダークマージ。

つまり、彼女を育てる根気があれば、暗夜職で取得できる5つの武器殺し系スキル(剣・斧・弓・暗器・魔道書)のうち、剣殺し以外の4つはフローラの持つ素質のみで自力で取得可能である。

ただし、速さと守備が少し伸びにくいので過信は禁物。

固有スキルは「氷の血」。

HPが満タンでないときに間接攻撃を受けた際にダメージの半分を相手にも与え、さらに相手の技・速さを3下げる効果がある。この手のスキルには珍しく、ダメージがHPを上回ればそのままトドメを刺すことができる。

メイドは暗器使いである為間接攻撃を仕掛ける機会は多く、不意に反撃をもらったとしても暗器の弱体化も加わって相手を大幅に弱らせる事が可能となる。

但し被弾前提スキルなので、攻撃を受けすぎてロストしないように注意。一応ダメージ0でも効果が発揮されるので、耐久面を補助してやると安定する。

攻略では、暗夜編26章で嫌がらせのように配置されているゴーレム軍団を突破するためによく使われる。

余談だが、敵対する透魔編12章のルナティックにおいては、同じ章に出てくるカミラを守備以外全て上回る圧倒的な戦闘力を見せつける。武器が鋼の暗器なのでそこまで苦戦はしないと思われるが、戦闘が苦手と言いながらも本気を出すと恐ろしく強いのかもしれない。

残念ながら味方として加入するときはノーマルと同様のステータスになってしまっている。

氷のメイド フローラ

属性
兵種暗器/歩行
武器霧氷のナイフ(専用)
奥義氷蒼
A攻撃魔防の孤軍3
B切り返し3
C守備の謀策3

2018年9月から登場。初の赤属性・暗器ユニットである。

武器の「霧氷のナイフ」は敵が剣・槍・斧・竜で自分から攻撃する時のみ戦闘中、守備+20と「遠距離反撃」のスキルなどで相手が反撃可能である場合、自分は絶対追撃。遠距離反撃持ちの相手には謎に固くなる不思議な効果を持つ。

ステータスは妹のフェリシアと魔防は同じく高いが原作同様に速さは低く、全暗器ユニットの中ではクリスマスセシリアと同率4位

弱点は多く、弓、魔道、暗器、杖ユニットは武器スキルが発揮しない。さらにフェリシアとは違い、受けは不向きで速さが遅い事も拍車をかける。遠距離から攻撃しようとも近接やマムクートの直接攻撃などは無防備で近づかれると弱い。切り返しも体力がやや低いのであまり噛み合わなず、立ち回りが重要となる。

Aスキルで鬼神金剛の瞬撃に変えて追撃を封じつつ、相手が反撃可能なら武器スキルで守備が+30され、重装並みの守備に上がる。だが豪華なスキルため継承は難しい

2021年6月のアップデートで錬成武器対象に。なんと武器条件が消えて自分から攻撃するだけで守備+20が発動するようになった。特殊錬成効果は自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、攻撃守備-5かつキャンセル効果。これで条件が消えた事により物理武器相手にはさらに強く、戦闘中には敵を弱らす新たな個性を得た。

お弁当も完璧 フローラ

属性
兵種暗器/重装
武器セーフリムニル(専用)(獣特効)
奥義氷蒼
A攻撃魔防の防城戦3
B攻撃隊形3
C重装の行軍3

2019年4月に登場したピクニック版の超英雄。妹とともに参戦した。

通常版とステータスを比べるとHP、攻撃、守備が上がって攻撃隊形を利用した遠距離アタッカーになっている。

セーフリムニルは獣特効と攻撃3に加え、敵より魔防が高い場合に戦闘中、敵との魔防の差の半分だけ敵の攻撃守備が減少する効果になっている(最大8)。カイネギスには相性が良く、すぐに撃墜しやすい効果になっている

しかし反撃出来ない近接武器と低い速さは据え置き。追撃されやすさや獣ユニットではない青属性には弱く、重装特攻と弱点が増えた事も警戒。

称号は妹と対になっている。

2022年6月のアップデートで錬成武器対象に。「魔防が1以上高い時」へテキストの変更とさらに速さも減少するようになる。減少値は戦闘開始時の自分の魔防-敵の魔防の80%分減少する条件へ変更(最大8)。

もう一つは自分のHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+4が追加。

特殊錬成効果は周囲三マス以内に味方がいると戦闘中、さらに全ステータス+4かつ自分の魔防-敵の魔防の数値に応じて効果が発動。

・1以上の最初に受けるダメージを30%軽減。

・7以上は敵は追撃不可

これで速さも下げれるだけでなく全ステータス強化で火力と追撃がしやすくなり、ダメージ軽減に追撃封じの新たな個性を得た。奥義隊形と噛み合う形に。

「セーフリムニル」は北欧神話に登場するイノシシのこと。

関連項目

ファイアーエムブレムif 暗夜王国 カムイ ジョーカー フェリシア ギュンター カムフロ

エーデルガルト=フォン=フレスベルグ次々回作中の人が同じ。但し彼女はアドラステア帝国の皇女であり、後のシナリオで自国の皇帝になる。

レム(リゼロ):水色のメイド繋がり。どちらも双子キャラであり、対になる姉妹はピンク色という点でも一致している。こちらは妹。中の人ジル・フィザット&織部つばさ