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編集者:シャーリ
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…何者かが、黄金の律を穢そうとしている

根絶しなければならない

「死」について

エルデンリングの舞台、狭間の地では「死」というモノが唾棄すべき汚らわしい事象であり、普通死んだ者は黄金樹の中で還元される事になっている。食物連鎖めいた生命の循環も否定され、アンデッドのような死んだクセに狭間の地に留まろうとする存在など論外である。

しかし、実際はとある事件をきっかけに「死に生きる者」という名でアンデッドや死霊のような存在が墓場や廃墟に跋扈している。

そんな狭間の地で死に生きる者の殲滅を目的に活動している褪せ人の一人が彼である。

概要

リムグレイヴからケイリッドに向かおうとするルートを通る際、墓場で死体を前に佇んでいるキラキラした鎧を装備した人物。Dとしか名乗らないが本来の名前は「ダリアン」。

この先に進もうとするプレイヤーに対して「(この先にやばい奴がいるから)死にたくなければ引き返せ」と警告してくれる。しかしこの先にいるボスはたいして強くないので問題ない。撃破するとその実力と無謀さを呆れながらも評価、そして死に生きるものを倒した実績を見込んで同じ死を狩る者として活動しないかとスカウト、「死」を求めているある司祭を紹介してくれる。

その後は円卓にてプレイヤーに聖属性付与系の祈祷を教えてくれるようになる。

彼の獲物である「分かたれぬ双児の剣」は死に生きるものに対する特攻を持ち、この武器で攻撃すでば本来であれば撃破後もう一度攻撃をしないと復活してしまうアンデッド系エネミーが復活しなくなる。戦技による『聖律』付与も強力で、アンデッド系は勿論死の鳥等の怨霊系エネミーにも効果が高い。

双児の鎧

彼と言えばなんと言ってもその特徴的な鎧。まるで誰かを慈しむように抱きしめてるような銀と金があしらわれた装備。

なんでもこの装備の説明によると彼には双子がいるようだがその片割れは狭間の地には存在しておらず、彼の意識が眠った時、片割れの意識が目覚めるという。

蝕まれた短剣

物語が進むと、同じ円卓メンバーである死衾の乙女フィアから「とある人物から頂いたものを返してきてほしい」と蝕まれた短剣を託される。なんとその所有者はDであり、彼も短剣を渡した相手に心当たりがあるようだった。

そして死を狩る者と死衾の乙女という相反する二人が円卓にて出会うのだが‥‥

関連タグ

エルデンリング 褪せ人 魔術師ロジェーム 死衾の乙女、フィア

双子

…う、うう…

…ダ、リア…

…む、ぐぐ…

死に見えた者、D

Dの片割れである弟の方。「デヴィン」という名前であることが兄ダリアンを殺害時の断末魔でわかる。

エインセル河から向かえる永遠の都ノクローンから祖霊の王の祭壇エリアから少しずれた場所、水道橋の横でうなだれている、その場にいるにはあまりにも似つかわしくない金髪の全裸の青年が彼である。彼に話しかけてもブツブツと何かを言っているだけで何のコミュニケーションが取れないが、兄がこの時点でフィアに殺害されていると双児の鎧を一式渡すことができる。すると彼は上述のセリフを残して消え、その先にあるクソボス「英雄のガーゴイル」戦にて救援に来てくれるようになる。

見た目通りの硬さに加え、聖属性の攻撃で地道ながらもダメージソースとなってくれる。また、英雄のガーゴイルで最もいやらしい毒沼攻撃でもさほどHPが減らず見事なタンク役を買って出るため、このボスと相性が良い純魔ビルドだと予想以上に楽に仕留めることが出来る。

それからは全然登場の機会が無く、もう一人の「D」として円卓に来るという事も無い。

そうしてフィアの真意を知っても尚彼女に抱かれ、死王子ルーン獲得に邁進していると・・・

死王子よ、とくと見よ!

黄金律の怒りを!黄金律の正義を!

貴様の魔女はこの様だ!正しく死んだ肉塊だ!

とくと見よ!死王子よ!

この穢れた売女は、肉塊は、もう二度と子を宿さぬ!

貴様の母は、死んだのだ!

ウワーッハッハッハッ!

それが報いだ、Dの怒りだ!魔女め!死王子め!

フィアを殺害し、ご満悦の彼が登場する。死王子とフィアに対して当てつけのように罵詈雑言を投げながら分かたれぬ双児の剣を掲げている。この時の彼に話しかけるともう死に生きる者の希望は摘んだので大丈夫、黄金律に問題は無いという旨の会話をするが、彼がフィアを殺害した時点で、褪せ人の手には死王子のルーンがあるのであった…

この後攻撃して敵対することもできるが、会話の後祝福に触れても彼は姿を消し、装備一式を入手可能。全てを脱ぎ捨てた彼の行く末は誰も知らない。

正義を掲げながらも復讐という私情のために動き、それを成し遂げた時にはすべては後の祭りであるという道化っぷりから、まんまそのポジションはブラッドボーンの血族狩りアルフレートまんまである。

黄金律に殉じた彼らの結末は全てが徒労の内に終わりを迎える救いの無いものであった。

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