陰謀の夜の後、狭間の各地に死の根が現れ
死に生きる者たちが生まれたのだ
概要
狭間の各地に出現するボス。
かつては死に迷う者たちの先導者だったと思われる存在。いわば死んだ後にさまよう魂を正しい場所に導く存在であり、本来の流れであればアンデッドを産み出さないようにする側の存在と言えた。
それが黄金律によって死の概念が捻じ曲げられ死そのものが唾棄すべきものとして排除された結果、この舟も死者を導く先を失い、逆に死に生きる者達をそこかしこに集めてしまう母艦となってしまったと考えられる
小舟に乗った骸骨の船頭といった感じの姿をしており、主に沼や池などの浅瀬に現れる。見た目は船だが陸地でも問題なく移動する。
「死に生きる者たち」と呼ばれる者の一人で、死者たちを際限なく呼び出す能力を持つ。死を狩る者、Dが「船」と呼び、警戒している。
撃破すると獣の司祭、グラングのイベントで使用する「死の根」を入手できる。そのため、グラングのイベントを進める上では積極的に殺していきたい敵である。もう死んでるけど。
出現地域
- 呼び水の村
- 湖のリエーニエ
- ウィンダムの廃墟
- 巨人たちの山嶺
戦闘
出現する全ての戦闘において「それなりの強さのボス」と「ボスが召喚するもしくはその場に最初からいる無数の雑魚」を相手にする集団戦になる。ちなみにほとんどの場所で遺灰を呼び出せるので多対多の乱戦が楽しめる数少ないボスである。
特にDが警告してくる場所にいる「舟」は元々存在していた雑魚に加えて舟が呼び出す追加の雑魚による波状攻撃の餌食になりやすく、ゲームに慣れてない段階で喧嘩を売るとまずDが「だから言ったのに…」的なセリフをくれるような目に遭う。
しかし舟自体の攻撃は櫂を使った見切りやすい大ぶりの攻撃か、その場で長い角笛を吹いて舟を持ちあげ、そのまま落ちることで発生させる水面爆発攻撃くらいでそれらの攻撃も環樹の番犬や飛竜アギールのような攻撃力も持ち合わせていない。
そのため集団戦さえできればそこまでの脅威ではなく、更に「死に生きるものは聖属性もしくは聖律付与や死に生きるもの特攻のある武器にめっぽう弱い」という情報も知っていればそこいらの中ボスとして難なく始末できる。まずは「関門前」にいるゴドリックの騎士と軍兵を相手にして集団戦に慣れるといいだろう。
舟側も攻められると弱い事を理解しているため、一定周期でワープして逃げようとする。とくに最初に戦うことになる呼び水の村 の個体はかくれんぼバトルになりがちなので注意。
問題なのはウィンダムの廃墟と巨人たちの山領に出てくる舟。これらはがしゃどくろのような巨大な骸骨を呼び出し、暴れさせてくる。聖律を付与しても尚硬く、すぐに姿を消してしまう上、このがしゃどくろを倒しても経験値他アイテムなどの旨味はほとんどなく、舟側にとっての出し得モーションとなる。
特に遠くに逃げればいいと思ったら目からビームを大量に飛ばして遠距離攻撃をしてくるため、さっさと呼び出している舟を見つけて始末するしかない。
ちなみに巨人たちの山領の個体はわかりにくい場所に陣取っており、近くに死儀礼の鳥までいるので、舟を探していたのに死儀礼の鳥に出遭ってコッチに殺されるということがあるので注意。
関連タグ
死儀礼の鳥 同じ聖律系攻撃に弱いボスだが「死」という概念の発祥は異なる
カロン モチーフとも言える神話の舟守