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ツリーガード

つりーがーど

フロム・ソフトウェア製作のゲームソフト エルデンリングに登場するボスキャラクターである   (英名 : Tree sentinel)
目次 [非表示]

概要

植物の根を思わせる装飾が付いた、黄金装備一式を纏う騎士。

冒険の終盤に登場しそうな風貌である。


巨大な円盾とハルバード(斧槍)を携え、山のように大きく逞しい馬に跨がり、冒険が始まる漂着墓地出口のそばを、威圧的な雰囲気を醸し出しながらうろうろしている。


遠くからでは分かりづらいが、体躯はプレイヤーの倍ほどある。


プレイヤーの間では、忌み鬼マルギットと並ぶ初狩りボスとして知られる。


初見殺し

上述の通り、このボスはゲーム序盤、漂流墓地を出て正面の一本道を道ぞいに徘徊している…具体的に言えば褪せ人(プレイヤー)が初めて狭間の地に踏み入る土地、リムグレイブへ出てすぐ目の前、時間にして10秒ほどの距離である。


エルデンリング(ELDEN RING) -Tree Sentin突然エルデ〇リングの世界に迷い込んだチノちゃん


「何かいるな」と思って近づいたが最後、けたたましいボス曲と共にHPバーが表示され、ハルバードをすさまじい勢いでぶん回しながらこちらに襲い掛かってくる。初心者だろうが、交戦の意思がなかろうがお構い無し。


それでも序盤のボスだから配慮されている...なんてことはなく、一発で初期体力の4割は削る高攻撃力、尋常ではないスタミナ削り、3200と非常に高い体力値(序盤で与えられるダメージはせいぜい50)を兼ね備えており、全く隙がない。


そして頑張って倒しても3,000台のちっぽけなルーンと、初期ステータスでは装備不可能な「黄金のハルバード」が貰えるだけ。最初の時点ではレベルアップすら解禁されていないので、せいぜい序盤の買い物が楽になる程度である。酷い...


(ただ武器の性能自体は優秀である)


実はチュートリアル役?

そんな理不尽ボスのツリーガードだが、ある意味ではチュートリアル要員という指摘もある。


と、言うのもエルデンリングはオープンワールドで、この化け物とわざわざ刃を交えずともメインストーリーはしっかり進行するのだ。本作のマップは一本道で自由度の低い従来のソウルゲーとは異なり、自由に動き回れるオープンな作りになっている。


つまり戦いたくなければ奴に見つからないよう藪をかき分け、わき道を通ることで戦闘を回避できる。


「…だったら何でわざわざ初心者潰しに近い敵の配置をしたんだ!」と怒りのあまり製作陣へツッコミをしたくなるかもしれないが、きっとフロムソフトウェアは「今作は太刀打ちできない強敵がいれば避けることもできるんだよ」というメッセージを”奇想天外”な敵配置を通じて遠回しに教えたかったのかもしれない。(口が裂けてもイカれた敵配置とは言っちゃいけない)


Bloodborneの最序盤にも『ヤーナムキャンプファイヤー』と呼ばれる難所があるが、それも基本を押さえれば突破できる。


フロムのチュートリアルはスパルタ式なのである


なお「序盤のボス」「騎馬兵」「滅茶苦茶強い」が合わさってSEKIROをプレイした仔犬たちからは「ゲームが始まって5秒で出会う鬼庭刑部雅孝なんて言われており、本作には葦名出身と思われる「侍」という素性もあるせいで特に葦名仕込みの仔犬たちをゲーム最序盤に釘付けにさせた。


ツリーガード装備

アウレーザの英雄墓というダンジョンでチャリオットを破壊すると、ツリーガードの鎧一式を手に入れることができる。ツリーガードの盾とハルバードを一緒に装備すればツリーガードになりきれるが、総重量が70を超えるので持久力を相応に上げていないと扱うのは難しい。


攻略法

ツリーガードは多彩な攻撃パターンを持っているが、繰り出す前に必ずそれぞれ固有の予備動作を取る。予備動作と攻撃種類を紐付け、覚えることができれば対処できるようになるだろう。また弱点として背後()への攻撃手段に乏しく、後ろに回られると手も足も出せなくなる。


戦略としては奴の攻撃が届かぬよう間合いを作り、攻撃をローリングでかい潜りながら攻撃のために尻を目指すことが鍵だ。もしくは自分も霊馬に乗り、隙を見てすれ違いざまに攻撃するヒットアンドアウェイ戦法を取るのも一つの手だろう。


得物を振るう攻撃の一部はパリィが可能。狭間の地に踏み出したばかりの段階では優秀なパリィ手段が少なく難しいが、過去に覚えのある褪せ人なら試してみるのも良い。


攻撃パターン

(以下の攻撃は記入者が把握できる範囲のものを書き示しました)

(詳細な情報は公式攻略本や情報サイトを参照して下さい)


  • 連続振り下ろし

ツリーガードの傍に止まっていると繰り出してくる攻撃。

斧槍を何度も振り下ろすが、刃に当たらなければダメージは喰らわない。

攻撃のタイミングに合わせ、尻めがけてローリングをしよう。


  • 馬タックル

ツリーガードがプレイヤーとの距離を離すために放つ攻撃。

馬から繰り出されるタックルを食らうとスタミナを大きく削られてしまう。

回避もできないまま連続振り下ろしの餌食になってしまうので事前の回避は必須。


  • 3連続スイング

馬の跳躍で間合いを詰めながら斧槍を振り下ろしてくればこの攻撃がなされた合図。

3連スイングは数字の順に、以下の攻撃を繰り出してくる。

間合いを詰めた攻撃 斧槍を振り下ろす 溜めてから斧槍を振り下ろす

特に3撃目はディレイを効かせているため、ローリングをする際はタイミングに気をつけよう。

ただツリーガードの間合いから離れるか、事前に尻へ忍び込めれば3撃目は放たれない。


  • 渾身の突き

攻撃前にツリーガードが上体を反る。

その後プレイヤーめがけて突き攻撃を放つ。

基本的に間合いを取っていれば当たることは無い。


  • 前掻きアタック

攻撃の前に馬の前脚が大きく上がる。

大きな動きを伴う攻撃なので比較的避けやすい。

馬が倒れ込む前に尻めがけてローリングをし、目一杯攻撃しよう。


  • 疾走フルスイング

遠方からプレイヤーめがけてまっすぐ駆け走り、掬い上げるように斧槍を振り上げる。

走り抜けた後、奴は馬のブレーキをかける動作を取るため大きなスキが生じる。

攻撃を後退しながらローリング(回避)し、スキを攻め込もう。


以下 ツリーガードのHPが4割ほど削れた後、パターンに組み込まれる攻撃


  • 跳躍ダイブ

馬が大きな跳ね上がった後、衝撃波をともなう落下攻撃を放つ。

攻撃範囲が広く、場合によっては回避しきれない場合もある。


  • 盾タックル

盾を構えた後にタックルを繰り出す。

技の出が速いうえに当たればダメージを食らい、当たらずとも間合いを詰められるため厄介な攻撃である。


ツリーガードの猛攻を耐え忍び見事討伐すると、上述した通り、ツリーガードの武器 「黄金のハルバード」を入手できる。


一定の能力値(レベル)に達さなければこの戦斧を十分に扱えないが、全ての斧槍の中でも指折りの攻撃性能を誇っている。さらに攻撃力と耐久力を上げることができる戦技「黄金樹に誓って」が素でついているため、ストーリー攻略においてかなり使い勝手が良い。


入手するための壁は高いが、入手できるのであればぜひとも手に入れたい逸品である。


関連イラスト

守護者ツリーガード


関連タグ

フロムソフトウェア

エルデンリング

騎馬戦

鬼庭刑部雅孝


ネタバレ

※以下、冒険のネタバレを含むので注意









































作中の設定

呼んで字のごとく、黄金樹に仕える重騎士のことである。


彼らの頭には黄金の樹冠があり、鎧や盾には数多の年月を経てなお残る祝福・祈祷が施されており強固な耐性を誇る。盾にいたっては魔法や祈祷を無効化し、黄金の光弾にして反撃してくる。


その姿は黄金樹の麓の王都ローデイルを守る騎士達の模範となり、ローデイル騎士も黄金の鎧を身に纏い、頭に樹冠が配されている。王都防衛のシンボルとして、かつては多くのツリーガードが配備されていたのだろう。その名残は王都ローデイルへ続く街道で、褪せ人たちが見る事となる。


彼らは王に仕えたのではない。黄金樹を愛し、黄金樹に仕えたのだ。


他のツリーガード達


王都ローディル(ツリーガード2体)

ツリーガード

王都ローデイルの街道にはツリーガードと思われる彫像が多く鎮座しているが、王都に続く門の前にツリーガードが2体登場するエリアが存在する。

まさかのツリーガード2体との同時戦闘である。


一体は松明、一帯は大楯を持っており、松明の方は左側に回り込んだ時に強力な火属性攻撃を行う。一方大楯の動きはリムグレイブで戦う個体と同じである。

2体で戦うとなると街道の細い道を縦横無尽にかけるツリーガードに蹂躙されやすい。ただ、視野がせまいため一体をおびき出してもう一体とは遠くで戦うという戦法で2体同時ではなく2連戦に戦い方を変えることも可能。なお、2体を倒さないと撃破した扱いにならないため、1体を倒してから祝福で休憩、もしくは2体目との戦闘で死亡した場合、ツリーガード2体戦はやりなおしとなる。

そのためか、戦場では遺灰を呼ぶこともできるなどの救済措置がある。


竜のツリーガード

ツリーガードの亜種


ゲーム後半のステージである王都ローデイルの入り口を守っている特殊なツリーガードであり、やや特殊なルートで王都に侵入しない限りは絶対に倒さなければならない。馬が重装備になり、鎧は鳥かごのような格子状の意匠が目立つデザインになり、盾も例の丸い大楯から爪のようなものがついた縦長の盾に変化しており、獲物も黄金のハルバードから大竜爪という武器に変わっている。


基本的な動きはツリーガードと同じだが、此方は雷属性の祈祷を使うようになっており、落雷を初めより多彩な攻撃を仕掛けてくるようになっている。加えて馬が火を噴くので近距離から中距離を見事にカバーしており、より隙が少なくなっている。

ついでに武器に雷属性のエンチャントまでかけてくるため、攻撃力も化け物じみたものになっている。


かなり強力なボスではあるが、ここまで進めたのであれば相当の場数は踏んでおり、普通のツリーガードなら倒せるくらいになっているはずなので、諦めることなく挑んでいこう。ここまでの旅路で状態異常を与える手段が充実していればそれも有効打になる。


討伐必須ボスとしての登場なためか、イベントの進行状況次第で近場に金の召喚サインが書かれている。NPCと共闘できるツリーガード戦はここだけ。


また、崩れゆくファルム・アズラでもモブ扱いで登場する。ただし撃破後はリポップせず、竜のツリーガードの服装である「異形の」シリーズの装備が一式手に入る。


この竜のツリーガード。過去におきた古竜戦役に置いて王都ローデイルが大被害を受けたことを理由に「黄金樹を守るには自分が竜になるしかない」と考え、古竜信仰を学んだツリーガードだという。

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