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概要編集

星と共に宇宙から到来した異形の種族の末裔。

ボスとして腐れ湖に登場し、魔女ラニのイベントを進める上で嫌でも倒さなくてはならない。

その性質はかなり凶悪であり、誤って彼らを喚び出してしまった「永遠の都・ノクローン」は、滅亡にまで追いやられている。その所業から悪意ある星と追憶で呼ばれている。


暗黒の星々編集

腐れ湖とは別に、聖別雪原のイエロ・アニスの坑道にも登場する。こちらは隠しボス的な扱いになっており、名前も「暗黒の星々」に変わっている。

どちらもゲーム的に上位に食い込む強大なボスだが、「暗黒の星々」の方が攻撃力、防御力が上方修正され、危険な技も強化されている。

二体ともアステールと呼ばれている事から、これは固有の名前ではなく、彼らを指す種族の名前であると思われる。


外見編集

痩せほそった人間の老人の体に、幾つかの生物的な要素を足した異形の出立をしている。

特に昆虫の要素が色濃く出ており、顎や背中に生えたトンボのような羽、尻尾の鋭い爪などに見られる。

またその胴体は幾つもの星々が連なった幻想的な物であり、彼らがやって来た世界の姿を思わせる。


また宇宙を連想させる姿と能力や、頭蓋の割れ目から脳に瞳らしきものが見えること、指の数が人間より多いことなど、フロムの別作品に登場する上位者との共通点がある。


ボスとして編集

広い空間である洞穴がボスエリアなのだが、アステールの背後にはノクローンやノクステラと同じ偽の夜空が広がり、星々が輝く銀河のような幻想的な空間を作り上げている。


開幕と同時に重力光線を放ち、中距離の達すると異様に長い尻尾を縦に振り下ろす。

手のひらに出現させた球体を地面に向けて叩きつけて衝撃波を発生させ、近づくと虚空にワープホールを作り上げて空間を移動する。この時近場に現れた場合即死級の威力を持つ掴み攻撃を繰り出してくる。「暗黒の星々」の場合複数体に分身して掴みかかってくるため回避が非常に困難。

その後、体力が半分以下に達すると暗黒から隕石群を召喚して放ってくるようになる。


振り下ろしや薙ぎ払い、掴み攻撃といった単純にして強力な物理攻撃を軸に、遠距離に対応した尻尾の攻撃や上位の広範囲魔術を駆使する強敵である。

また瞬間移動も使ってくるため、広大なエリアも相まって真面に相手をしていると時間がかかってしまう。

そのため如何に移動させず掴み攻撃に対応できるかがアステールを攻略する上での鍵になってくる。


戦利品編集

彼らを倒すと、落とし子の方は「暗黒の落とし子の追憶」を落とし指読みで武器「落とし子の星々」か戦灰「暗黒波」を入手でき、暗黒の星々は魔術「アステールメテオ」を落とす。

またカテゴリから外れるものの、彼らの羽から作られた「アステールの薄羽」という剣が存在する。


落とし子の星々編集

フレイルに種別される魔術属性の武器。つまり使うには知力が要求される。

殴る部位が星々となっており、色合いも相まってかなり綺麗。

戦技を使用すると、前方に星雲を放つ。範囲は広いが、威力は低め。

知力特化で、物理攻撃力が低い褪せ人には貴重な打撲武器であるが、要求される技量が微妙に高いのがネック。


暗黒波編集

大斧や特大剣といった大きな武器に付与できる戦灰。

地面に突き立てることで、重力魔術特有の紫色の光を帯びた衝撃波を放つ。

これは三つ放たれ、最後の衝撃波は一拍遅れるものの、範囲は広く威力は申し分ない。

隙が少なく強力だが、段差が少しでもあると当たらなくなってしまう。


アステール・メテオ編集

ボスとしてアステールたちが使用した重力の輝石魔術。虚空から小隕石を呼び、大量に落下させる。

これよりも弾数は少ないが、雑魚敵のアステールも使用する他、更に下方修正した「メテオライト」がある。

長押しにより、FP尽きる時まで隕石を呼び続けることが出来る。

見た目からも分かるように非常に強力な魔術であり、威力はかの「彗星アズール」に比壁するが、そちらと比べると広範囲攻撃である分、意外にも隙が多い。

また予想通り燃費は非常に悪く、隕石を落とし始めると移動できないなど、デメリットが多く使い勝手がかなり悪い。所謂ロマン魔術といった所か。


アステールの薄羽編集

アステールの遺物である羽を加工して剣として再利用した物。

宇宙に由来する瑠璃色の光を放つ刀身が目を引く。強攻撃でこの色とよく似た光波を放つ。

戦技は「星雲」。前方に星雲を放つことは「星々」と同様だが、向こうと比べると多段ヒットするなど微妙な違いがある。

威力もこちらが高く、使い勝手も良い。

アステール系のエネミーがいる場所でこの武器の戦技を放つと効果音に電撃が奔るような音がする。演出が追加するだけで特攻などはない。


余談編集

アステールとは、ギリシャ語で「星」を表す言葉である。

また、後に発表されたDLC黄金樹の影にて、ギリシャ語で母の名前を持つ存在が現れた。

両者の共通点として、ギリシャ語の名前以外に宇宙から飛来した宇宙を思わせる技を使うというものがある。


また、「エインセル川」や「調香師の隠し洞窟」等に、アステールによく似た見た目の生物が非リスポーンタイプの敵として存在している。

これらは公式書籍では「アステール(枯れ)」と呼ばれており、どうやらボスとしてのアステールとは同種の存在かつ、何らかの理由で弱体化しているかあれらよりも未成熟な存在であるようだ。

ただし、星の落とし子である事には変わりないようで、こちらを探知すると重力を操って礫岩を隕石のようにぶつけてくる。

大体は広い場所の攻撃しづらい位置に配置されており、そこでの探索を妨害するお邪魔キャラという感じの扱いと思われる。



関連タグ編集

魔女ラニ エルデンリング 侵略者


降る星の獣 ??? ??? 同じ「星」として狭間の地に落ちて現れた存在。

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