概要
かつて黄金樹無き頃、死した者は霊炎の炉で焼かれていた時代に霊炎の火守りをしていた存在。
巨大な人間の体に翼と梟の骸骨を付けた姿をした鳥であり右手に炉の内から遺体の燃えがらを掻き出すための『死かき棒』を持っている。死儀礼の鳥は翼が霊炎で構成された巨大な物となっており翼の内側には『死儀礼の槍』を抱いた古代の祭司の霊が浮かび上がっている。
戦闘
狭間の地の各所に1か所を除き夜限定で出現し戦うことが出来る。主に右手の死かき棒による攻撃がメインで時折咆哮した後に掴み攻撃を仕掛けてくる点に注意。死の鳥は武器と啄み、咆哮以外の攻撃を仕掛けてこないが上位版の死儀礼の鳥は啄み攻撃以外の攻撃全てに魔力属性が付いており冷気の状態異常も蓄積する極めて厄介な点を持つ。霊炎を用いた危険な攻撃も大量に追加されており戦技「霊炎発火」から派生するダメージゾーン形成か大爆発、HP7割以下から解禁される弾速は遅いが強烈な追尾性能を持つ魔術『古き死の怨霊』HP半分以下で解禁される翼から大量の槍を射出、プレイヤー目掛けて降り注がせる戦技「槍呼びの儀」、長いタメからの棒を地面に突き刺して大爆発&ダメージゾーン形成の魔術『爆ぜる霊炎』とどれも厄介な攻撃ばかりである。
…が、死の鳥、死儀礼の鳥共に『死に生きる者』に該当し、ただでさえ聖属性が弱点なのにアンデッド特攻まで有効なため戦技、聖律の剣や聖水壺、分かたれぬ双児の剣などの聖属性&死に生きる者特攻の武器やアイテム、戦技を当てると驚くほどのダメージを与え、簡単に倒せてしまう。またケイリッド、聖別雪原に出現する死儀礼の鳥は出現する場所近くに崖があり崖上から狙撃で一方的に倒してしまう事も可能。
戦利品
赤羽/青羽の七支刃
HP20%以下で赤羽は攻撃力を、青羽は防御力をそれぞれ高めるタリスマン。
赤羽は湖のリエーニエ、青羽はリムグレイブ、嵐の丘に出現する死の鳥の撃破報酬。
生贄の斧
敵を倒した時FPを回復する機能を持った斧。
リムグレイブ、啜り泣きの半島に出現する死の鳥撃破で入手。
双鳥のカイトシールド
HP20%以下の時攻撃力と防御力をそれぞれ少し高める効果の付いた盾。
アルター高原に出現する死の鳥撃破で入手。
古き死の怨霊
死儀礼の鳥も使用した9発の高追尾力を持った怨霊弾を発射する魔術。
湖のリエーニエに出現する死儀礼の鳥の撃破報酬。
死かき棒
死の鳥たちが武器として持つ鉤棒。武器としては大剣扱いで魔力属性複合、冷気の状態異常効果を持ち戦技「霊炎発火」でダメージゾーン形成or大爆発の2種類の技を使い分けられる。
ケイリッドに出現する死儀礼の鳥の撃破報酬。
死儀礼の槍
死の鳥、その羽に列する古代の祭司たちが抱く儀式の槍。戦技「槍呼びの儀」でロックオンした対象の頭上に無数の槍を降り注がせる。独特な形状の為か致命の一撃の威力に補正を持つ。
巨人たちの山巓に出現する死儀礼の鳥の撃破報酬。
爆ぜる霊炎
杖を突き刺し冷気の効果を持った霊炎の大爆発とダメージゾーン形成を行う魔術。要求ステータスが知力42、信仰30と極めて厳しく使えるビルドは限られるだろう。
聖別雪原に出現する死儀礼の鳥の撃破報酬。
余談
血の指の狩人ユラのイベントで戦う血の指、カラス山の凶手が身に着ける装束は死の鳥に由来する。また、歩く霊廟の近くに出現する首無しの霊廟騎士たちは死の鳥に由来する羽根飾りによる呪いで霊としてその地に留まっている。