くれぐれも、情で剣を鈍らせぬことだ
鉄笠の浪人
物語序盤、リムグレイブにあるアギール湖南の湖岸に佇む非常に長い刃の刀『長牙』を振るう葦の地からやってきたと思しき侍風の褪せ人。
アギール湖に棲む飛竜アギールの存在を新参の褪せ人たる主人公に対して忠告してくれる。
忠告を無視しアギールへ挑み、倒せなかった場合こちらの事を愚者と呼びながらも金サインを出し、アギール戦に助力してくれる。アギールを打ち倒した後、竜の力を求めるならばリムグレイブの小島にある竜餐教会へ行くよう助言してくれる。
血の指の狩人
アギール湖北東の曇り川を北上していると『血の指、ネリウス』に侵入されるが彼が狩人として召喚され、こちらへ加勢してくれる。ネリウスを撃破で短剣『レドゥビア』を入手でき、勝利後自らが血の指を狩る狩人であることを明かし、血の指への警告をしてくれる。
カラス山の凶手
湖のリエーニエ、レアルカリア学院正門前の橋に赤い召喚サインがあり、調べることで彼と共に『血の指、カラス山の凶手』と戦う事となり撃破する事で戦灰『霧の猛禽』を入手でき彼から礼として鍛石【5】を貰える。その後最も危険な血の指、『純紫の血指、エレオノーラ』への警告を行う。
なお、話しかける前は苦しげに呻きながら「ざざ虫どもめ、苛みよるわ・・・」と呟いており、まるでなにかに侵されて残された時間が少ないと取れる様子を見せる。
純紫の血指、エレオノーラ
…エレオノーラ、やはり、貴女には及びませぬか
だが儂も、精進しましたぞ
貴方の指は、斬り落としました
だから、どうか凶血を棄ててくだされ
貴女の剣を、体を、そして美しい竜炎を、汚さんでくだされい…
アルター高原、第二マリカ教会へ行くと瀕死のユラが倒れており、エレオノーラへの想いを残し、愛刀を遺し息を引き取る。その直後エレオノーラに侵入され、彼女との戦闘になる。出血に長けた両刃剣『エレオノーラの双薙刀』の戦技『血刃乱舞』を振るい、竜餐祈祷も使う竜騎士装備の強敵であるが撃破する事により彼女の得物の双薙刀と血の君主が使う数え上げる呪いを浄化する秘雫を入手できる。
彼の物語はここで終わりを告げるが彼の遺骸は何者かに憑依され、利用されてしまう事となる…
関連装備
長牙
第二マリカ教会で彼の遺品として入手する彼の振るった非常に長大な刃を持つ刀。打刀に若干攻撃力は劣るもののきわめて長いリーチを誇り、旧ソウルシリーズに存在した『物干し竿』のポジションだが耐久力が低いという弱点は今作の耐久度システムの撤廃で存在せず相対的に強化されている。ガードを無効化する強烈な突きを放つ戦技の戦灰『牙突き』が装着されているが別の戦技に付け替える事も出来、刀のスピードの戦技を長柄武器並のリーチで振るう恐るべき一振りとなる。
浪人装備
彼の身に着けていた装備一式。軽量で強靭度が低めな代わりに高めの防御力を誇る。心の深窓に住まわせていた一人の女とはエレオノーラのことであると考えられる。
彼の亡骸に憑依した何者かの言葉に従い、その説く道を進むかその者を殺害する事で入手できる。
その男は、かつてユラと呼ばれていた
一人の女を、心の深窓に住まわせていた