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指痕爛れのヴァイク

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しこんただれのゔぁいく

ゲーム「エルデンリング」に登場する褪せ人の一人。実はパッケージで剣を突き立てている騎士のキャラと同じ装備をしている。

概要

フロムソフトウェアゲームエルデンリング」に登場する人物。プレイヤーである主人公と同じ褪せ人であり、ゲームパッケージでは巨大なルーンの真下で魔物のような物に剣を突き立てている人物と同じ装備をしているがこれがヴァイクなのかどうかは不明。しかしアイテムや装備のフレーバーテキストを見るに彼である可能性は高い。

ゲームでは登場機会が極めて限られており、そもそも出逢うには灯を探すハイータのストーリーを進めなくてはならず、しかも初期レギュレーションではバグによって登場しないこともあり、余計出会う機会がない目立たない存在である(アップデートで修正済み。初期ではこうなった場合はハイータのイベントは詰む)。

ハイータという人物はシャブリリのブドウというアイテムを与えられるままに食するうちに狂い火と呼ばれる疫病の先にある可能性に惹かれ、そしてブドウをくれた者たちの思いに応えるべく、その道を進まんとしはじめる。その決心の前祝い、及び最後の道標となるブドウとして要求されるアイテムが「指痕のブドウ」であり、それを持っているのは何を隠そうこのヴァイクである。というかヴァイクの瞳がコレである。

狂い火に罹患し壊滅した村の先にある何故か指巫女が死んでいる鎮めの教会に何故か褪せ人の霊体として、血の指でも背律者でもないのに急に侵入してくる。

それで彼の出番は終わり…と思いきや、今度は終盤のステージである巨人の山領にて、封牢に本体であるヴァイクが封印されている(つまり教会で争ったのは本体ではない)。しかもこの時の彼は「円卓の騎士」という二つ名を持っており、つまり主人公やあの場にいたエンシャやギデオン、ネフェリ達と同様、王になる事を目指した円卓に呼ばれた者たちの一人であったということである。

それが何故狂い火に焼かれ、「指痕爛れ」となってしまったのか。誰がこの道を唆したのかは本人は一切語らない。

強さ

闇霊のヴァイク

狂い火関連の祈祷と戦技を滅茶苦茶使ってくる。狂い火という異常状態はゲージが溜まることによって大ダメージを受けるできれば回避したい技だが、この敵はその狂い火ゲージを溜める技をほとんどを網羅している。

近距離戦を挑むとシャブリリの叫びや狂い火による範囲攻撃で苦しめてきて、遠距離に逃げると空裂狂火というレーザービームを飛ばして狙い撃ってくる。獲物であるヴァイクの戦槍から放たれる狂い火突きも強烈なため、攻撃に当たらない方向で攻めていきたい。

円卓の騎士、ヴァイク

装備はほとんど同じだが、最大の特徴として狂い火の技を一切使ってこない。その代り古竜信仰の祈祷で使われる赤き竜雷を多用する…というかこればっか使ってくる。そのほか失地騎士などが使ってきた嵐の襲撃やローデイル騎士の使う雷撃も使ってくる難敵。ステージも終盤のところの封牢で基礎ステータスも高いため、搦め手だらけだった指痕爛れの時よりも素直に強い

余談

重要人物のような要素を複数持つ割には本筋に関わるのは狂い火の王ルートを選んだ時のみという謎の多い人物だが、フレーバーテキストにて語られる要素が多く、多くのプレイヤーの想像を掻き立てる。

まずは古竜ランサクスの使う大技を再現した祈祷「ランサクスの薙刀」のフレーバーテキスト、

「ランサクスはフォルサクスの姉であり 人の姿に化け、古竜信仰の司祭として 騎士たちと交わったという」

コレだけではどこにヴァイク要素が?となるが、「円卓の騎士」の時のヴァイクは赤き雷槍を多用するように古竜信仰に通じており、その手ほどきを受けた相手がランサクスであることは想像に難くない。

更に、「円卓の騎士」の方のヴァイクを倒すと手に入る、雷属性エンチャントが出来る祈祷「ヴァイクの竜雷」のフレーバーテキスト、

「竜槍の二つ名でも呼ばれたヴァイクは ランサクスが、最も愛した騎士であった」

ランサクスが、最も愛した騎士であった

…と、急に古竜に愛された男であるという属性が盛り込まれるのであった。

更に彼の装備である「指痕シリーズ」の装備のフレーバーテキストには「エルデの王に最も近づいた褪せ人の一人であった」とあり、これはプレイヤーがデミゴッドを破り王都ローデイルに到達したときにギデオンが「そこまで進めた褪せ人は2人目である」と語る通り、デミゴッドの大ルーンを複数得て王都に進んだ一人目がこのヴァイクであることを語っている。

しかし、装備のフレーバーテキストにはこう続く。

突然に王都の奥深くに潜り、狂い火に焼け爛れた

それは、己の巫女のためだったろうか

あるいは何者かが、唆しを囁いたのだろうか

何者かが彼を唆し、ローデイルの地下にある狂い火の門戸を叩かせてしまったのだった。

その罪があってか彼は巨人たちの山嶺まで進んだところで封印され、以降は糞喰いのように霊体が狂い火をそこかしこでまき散らしていたのであった。古竜に愛され、二本指にも期待された男が、指巫女を想っての行為とはいえ、忌まわしい疫病をその身に宿し、それによって王になる道を断たれた騎士の末路はあまりにも救いようがないものであった。

実際に、プレイヤーが狂い火に焼かれた後に全身に付けられる「握られたような火傷痕」と同じような凹みが指痕装備には見られている。どうやら彼は鎧を付けたまま恩寵を賜ったようである。

しかしその痕の形はまるで背後から握られたような形となっており、ファンの間で「受領寸前になって何某かの理由で逃げようとしたのではないか?」という考察がある。

ちなみに解析によって鎧に隠れたご尊顔が確認されているがかなりの美形であることがわかっている。

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