概要
しゃべる饅頭的な生物(ナマモノ)・ゆっくりの一種。その名の通りパチュリー・ノーレッジ(ゆっくりパチュリー)に似ている。
だがこちらの世界では「生クリームがつまった饅頭」なのでまったくの別物であり、魔法は使えないし身体能力も壊滅的。おまけに虚弱すぎてしばしばクリームを吐き出してしまうため、ゲロ袋というあだ名がついてしまった。えれえれえれ……
ちなみにクリームやあんこを吐き出してしまうということは大量の血(もしくは内蔵の一部)を失うのに等しく、ゆっくりにとっては致命的なダメージ。
特性
身体能力こそクソザコだが、非常に知能が高く賢いのは確か。協調性が高いため他のゆっくりと仲良くなるのも早い。
またゆっくりとしては珍しく人間相手でも話の通じるやつが多い(大抵のゆっくりは一方的に主義主張を押し通そうとするのでまるで話にならない)。
ぱちゅりーはしばしば「むきゅ」という鳴き声を発するが、これが何を意味するのかは不明。しかし様々な状況下で使用されることから、ぱちゅりーにとっては重要な意味があるのかもしれない。
- 吐クリーム対処法
ぱちゅりーがクリームを吐いたら、無理やりにでもすぐ飲み込ませること。ゲロだからとかたづけてはいけない(人間にとってはただのクリームだが)。
「あまあま」を食べればクリームに変換されて補充されるが、即効性が低いため応急処置として食べさせるのはやめた方がいい。
※あまあま→甘いもの全般。めーりん種以外のゆっくりはみんな甘いものが大好き(めーりん種だけは辛いものを好む)。
まどうしょ
ぱちゅりー種は知識を得ることに貪欲で、新聞や雑誌、ちらしといった「文字が多いもの」を好む。そうしたものを彼女(?)たちは「まどうしょ(魔導書)」と呼び、「としょかん」としてコレクションしたり、新聞や雑誌の上を「ゆっくりぷれいす」として占拠したりすることも多いのだ。
しかしいくら賢いといえども内容の理解どころか「そもそも読めるのか」自体別問題で、人間が教育を行わなければ文字を読むことすら叶わない。そして文字を読めるようになったところで内容までは理解できないため、ゆっくりの知能の限界を感じさせる(そのため、ただのチラシや適当なメモでもコイツにとっては「世界の真理」とか「あらゆる知識」といったすごいものに映る)。
ちなみに文字が読めない個体は絵本や図鑑のような「絵で情報を得られる」ものを好むという。まあ文字よりは分かりやすいだろう。
もりのけんじゃ
野生のゆっくりの群れではリーダーを務めることも多く、知恵や知識を活かしてみんなを支える頭脳担当になる。落ち着いた性格と合わせ、若いぱちゅりーでもまるで長老様の貫禄。
野生のゆっくりは森で暮らすことが多いため、「もりのけんじゃ」という異名はここから来ているようだ。
この特性のため人間に対しても敵意を持つことは少ない(ゆっくりが調子に乗ってケンカを売った挙げ句…というお約束が非常に少ない)が、ゲス化して知識でマウンティングするヤツはそれなりにいるので注意。こちらは皮肉を込めてモリケン(もりのけんじゃ→モリケン)と呼ばれるらしい。
知識ゆんなだけに同様に知識人の飼い主と合いそうなものだが、実はかなり相性が悪い。というのもぱちゅりーは自身より知識のある相手をライバル視する性質があるためで、虚弱体質と合わさってかなりめんどくさいゆっくり。
まあ飼い主になるなら「もりのけんじゃ」の顔を立ててやろう。