概要
北斗の拳『修羅の国編』に登場した修羅。
自身は貴族風の豪奢な衣装に身を包んでいるが、手下は皆薄汚れた不潔な身なりをしていた。
手下に命じて自分の花嫁となる女を捜していたが、部下のあまりの頭の悪さに苛立ち制裁を加えた。
その直後、カイオウの愛馬に運ばれてきたリンの美しさに心を奪われ、部下と一緒になんとか目覚めさせようとした。
自分の髪の毛を整えるのに唾液を使ったり、リンに目覚めるよう呼びかけたときに涎を垂らしたりしており、上品そうなのは見てくれだけで本性は部下たちと同じく下品で不潔なのがわかる。
しかし、リンに気を取られているうちに突如現れたヌメリに部下を全て殺され、自分もヌメリの指一本で顔の上半分を吹き飛ばされて敢え無い最期を遂げた。
名のある修羅であるにも関わらずヌメリに指一本で瞬殺される(そのヌメリも既に深手を負っていたヒョウに一蹴されており、決して異常なほどに強いというわけではない)など、本当に成人するまでに100戦も勝ち抜いた強者なのか疑問に思える。
彼のような、見たところラオウ編までの野盗と大差ないように思える強さの修羅が(特に後半では)多く出てくることから、実は厳しいデスマッチが課せられているのはケンシロウが上陸した海岸付近など修羅の国のごく一部の地域だけなのではないか、といったような推測をする読者もいるらしい。
アニメ版ではヌメリと統合された。