ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

Yak-38

やくさんじゅうはち

ソビエトが開発した初の実用VTOL戦闘機。VTOL専用であり、エンジンの出力を生かしてSTOLする事が出来ない(後の改良型で可能になった)。通常の推進エンジンの他にVTOL専用の垂直エンジンを備えており、これが無駄な重量となって実用性を落としている。

ハリアーと違い、最初から艦載機として開発されている。

母艦は当時最新鋭の『キエフ級重航空巡洋艦』である。

(他にも『VTOL空母』とも称される)

『重航空巡洋艦』

なぜこのような名称なのか。

それは、この艦が配備されたのが「ソビエト黒海艦隊」だったからである。

黒海を抜けてアドリア海、大西洋へ出るためにはポスポラス海峡を通過しなくてはならない。

このため、ポスポラス海峡を領有するトルコへの配慮として、

敢えて『空母』ではなく、『巡洋艦』を名乗っているのである。

詳細についてはwikiのモントルー条約にて。

なお冷戦終結後、キエフ級巡洋艦は資金不足により売却された。

売却先は1番艦「キエフ」、2番艦「ミンスク」は中国へ、

3番艦「ノヴォロシースク」は韓国に売却されてスクラップ、

4番艦「バクー」はインドに売却され、現在は空母「ヴィクラマーディティヤ」への改造が進められているという。

関連記事

Yak-38の編集履歴2012/03/17 12:29:44 版