イレルラーズ「グランバハマル」トナ ガルトエバ リレクス
(異世界「グランバハマル」に17年いたがようやく帰ってきたぞ)
概要
「剣と魔法」のファンタジー世界ではあるが、同作は主人公であるおじさんの「SEGAのゲームに異常に拘り、物事をアクションゲーム感覚で捉える変人ぶり」が定番のギャグということもあり、RPG的なお約束は登場しても無視され、住人達は現実的で生々しい描写が多い。
住人は基本的に容姿が整っており美男美女揃いだが、逆に容姿に恵まれない者は外見だけで魔物と判断され、おじさんは初めて訪れる人里ではとりあえず攻撃を受ける羽目に陥っている。
それだけ魔物の脅威が身近であり、村々の自衛意識が強いとも言える。
少なくとも400年前から日本からの転移者が訪れており、彼らが残した足跡により異世界「ニホンバハマル(日本の在りし処)」の存在が伝説(場合によってはごく最近の歴史)として認知されている。
転移者には神が接触し、グランバハマルで生き抜くために望んだ力を一つだけ与えられるが、おじさんの時代にはやる気が無くなっていたのか自動音声の上に言語を間違えたのか中国語で語り掛けていた。